男子テニス世界ランク210位のイヴォ・カルロビッチ(クロアチア)が、現在出場中の「ホールオブフェイム・オープン」(7月12日~18日/アメリカ:ニューポート/グラスコート/ATP250)での活躍に向けて意気込みを語った。
日本のテニスファンにも『大先生』という愛称で親しまれているカルロビッチは、現在42歳と男子トップ500の中で最高齢の選手。昨年の新型コロナウイルス感染拡大の影響による5か月以上のツアー中断が明けて以降は、感染リスクを懸念してあまり大会に出場しておらず、下部大会も含めると今季はこれが5大会目だ。
他の多くの選手よりもひと回り近く高齢で、さらに実戦不足という点を鑑みると、あまりよいパフォーマンスが発揮できるようには思えないが、ATP公式サイトによると、当の本人は、さほどその影響を感じていない様子だ。
「この1年、あまり試合に出ていないのに、弱くなったとか遅くなったとか感じないんだ。もう42歳だけど10年前とほとんど変わらないと思うよ。ただモチベーションと試合に勝てるかどうかが問題だ。テニス的にも肉体的にも僕はずっと同じだよ」
今大会は2016年に優勝を飾った相性の良い大会で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得しての出場となる。それだけに「ここでは以前にもうまくプレーできたことがある。本当に素晴らしい大会で、僕もここが好きだ。だからこそワイルドカードはすごくうれしいし、ここで良い結果を出して残りのシーズンにつなげたい」と意気込んでいる。
なお、カルロビッチは現地13日のシングルス1回戦でベルナベ・サパタミラージェス(スペイン/120位)と対戦し、6-7(5)、6-1、6-4と見事逆転勝利。24歳のサパタミラージェスに18歳年上先輩が貫禄を見せつけた。
カルロビッチは、1995年ハーレでのジミー・コナーズ氏以来となる最年長でのツアーベスト8入りを懸けて、2回戦で第1シードのアレクサンダー・バブリク(カザフスタン/37位)と対戦する。
構成●スマッシュ編集部
日本のテニスファンにも『大先生』という愛称で親しまれているカルロビッチは、現在42歳と男子トップ500の中で最高齢の選手。昨年の新型コロナウイルス感染拡大の影響による5か月以上のツアー中断が明けて以降は、感染リスクを懸念してあまり大会に出場しておらず、下部大会も含めると今季はこれが5大会目だ。
他の多くの選手よりもひと回り近く高齢で、さらに実戦不足という点を鑑みると、あまりよいパフォーマンスが発揮できるようには思えないが、ATP公式サイトによると、当の本人は、さほどその影響を感じていない様子だ。
「この1年、あまり試合に出ていないのに、弱くなったとか遅くなったとか感じないんだ。もう42歳だけど10年前とほとんど変わらないと思うよ。ただモチベーションと試合に勝てるかどうかが問題だ。テニス的にも肉体的にも僕はずっと同じだよ」
今大会は2016年に優勝を飾った相性の良い大会で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を獲得しての出場となる。それだけに「ここでは以前にもうまくプレーできたことがある。本当に素晴らしい大会で、僕もここが好きだ。だからこそワイルドカードはすごくうれしいし、ここで良い結果を出して残りのシーズンにつなげたい」と意気込んでいる。
なお、カルロビッチは現地13日のシングルス1回戦でベルナベ・サパタミラージェス(スペイン/120位)と対戦し、6-7(5)、6-1、6-4と見事逆転勝利。24歳のサパタミラージェスに18歳年上先輩が貫禄を見せつけた。
カルロビッチは、1995年ハーレでのジミー・コナーズ氏以来となる最年長でのツアーベスト8入りを懸けて、2回戦で第1シードのアレクサンダー・バブリク(カザフスタン/37位)と対戦する。
構成●スマッシュ編集部