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海外テニス

休業宣言の大坂なおみに“同じ道“を歩んだシャラポワが同情「真に理解してくれる人は少ない」<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.09.11

自身と共通点の多い大坂に同情のコメントを述べたシャラポワ。(C)Getty Images

自身と共通点の多い大坂に同情のコメントを述べたシャラポワ。(C)Getty Images

 女子テニス元世界ランク1位のマリア・シャラポワ氏が、先の全米オープンで早期敗退し、休養宣言に至った大坂なおみに同情のコメントを寄せている。

 大坂は、全米オープンの3回戦で18歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ/世界ランク73位)に敗退した後、記者会見で涙ながらに「次にどの大会に出るかはまだ決めていない。しばらくテニスから距離を置きたいと思う」と長期のツアー離脱を示唆していた。

 海外メディア『sportskeeda』によると、シャラポワ氏は最近のコメントで大坂を「信じられないほど素晴らしいアスリートで、美しい人間」と称賛。
 
 続けて、「舞台裏で何が起こっているのか、選手のことを真に理解してくれる人は少ない」としつつ、「私たちがより多くのサポートを提供することができれば、彼女はより良いプレーができるようになるでしょう」と、大坂の現状に理解を示した。

 若くして複数のグランドスラムタイトルを獲得し、女子テニス界のトップに君臨。さらには年間を通して最も収入が多かった女性アスリートとして複数年に渡り称えられるなど、大坂との多くの共通点を持つシャラポワだけに、彼女への同情を禁じ得ないのだろう。

 大坂の復帰がいつになるのかは不明だが、この先もまだまだキャリアの続く彼女に急ぐ必要はない。まずは気持ちを落ち着かせて、コート上でかつて見せた無邪気な笑顔を取り戻してくれる日が来ることを願いたい。

構成●スマッシュ編集部

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