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海外テニス

錦織圭、最新ランキングで50位圏内へ戻すも、次戦は10年ぶりに予選出場の可能性<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.10.20

最新ランキングで50位圏内に返り咲いた錦織だが、25日開幕のエルステ・バンク・オープンでは予選からの出場もあり得る。(C)Getty Images

最新ランキングで50位圏内に返り咲いた錦織だが、25日開幕のエルステ・バンク・オープンでは予選からの出場もあり得る。(C)Getty Images

 ATP(男子プロテニス協会)は10月18日付の最新世界ランキングを発表。日本の錦織圭が前回よりも順位をアップさせたが、その先には厳しい戦いが待っているかもしれない。

 今夏の東京五輪と直後に参戦したワシントンで手応えを感じつつも、全米オープン後に腰を痛めてサンディエゴ大会を急きょ棄権するなど、思うようにプレーを持続できない錦織。直近のBNPパリバ・オープンの2回戦では、ダニエル・エバンス(イギリス/23位)に逆転負けを喫したが、それでも順位は53位から49位へと5月31日以来の50位圏内に戻した。

 とはいえシーズン終盤へ向けての道のりは決して平坦ではない。

 錦織がエントリーを予定している10月25日開幕のエルステ・バンク・オープン(オーストリア・ウイーン/室内ハード/ATP500)は32ドロー(出場枠が32)の大会。そのため主催者推薦枠が得られない場合、現在の順位では本戦へのダイレクトインは難しく、2011年8月のウインストンセーラム・オープン以来の予選が待ち構えるからだ。果たして錦織はどんな結果を導くのか、その戦いぶりが注目される。
 
 なお、BNPパリバ・オープンで自身初のマスターズ優勝を飾ったキャメロン・ノーリー(イギリス)は、26位からキャリアハイの16位にジャンプアップ。同大会ベスト4入りのフベルト・フルカチュ(ポーランド)は自身初のトップ10入り。また、フルカチュと入れ替わるようにロジャー・フェデラー(スイス)が9位から11位へと順位を下げ、2017年以来のトップ10陥落となった。

【男子最新トップ10とおもな日本人選手ランキング/10月18日付】
※順位後のカッコ内は前週の順位。名前の後の数値はポイント
1位(1):N・ジョコビッチ(セルビア)=11,430
2位(2):D・メドベージェフ(ロシア)=9,630
3位(3):S・チチパス(ギリシャ)=7,995
4位(4):A・ズベレフ(ドイツ)=6,930
5位(6):R・ナダル(スペイン)=5,635
6位(5):A・ルブレフ(ロシア)=5,560
7位(7):M・ベレッティーニ(イタリア)=4,858
8位(8):D・ティーム(オーストリア)=3,815
9位(10):C・ルード(ノルウェー)=3,615
10位(12):H・フルカチュ(ポーランド)=3,378

★日本人ランキング(200位まで掲載)
49位(53):錦織圭=1,210
78位(75):西岡良仁=885
121位(123):ダニエル太郎= 654
139位(130): 杉田祐一=509
181位(147):内山靖崇=390

構成●スマッシュ編集部

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