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アマチュア女子テニスの最高峰「全国レディース」の覇者は千葉に決定!大阪を下して4年ぶりの頂点に<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.11.14

4年ぶりに全国レディースを制した千葉(上段)。準優勝の大阪、3位の京都、4位の岐阜(下段左より)。写真:全国レディーステニス大会事務局

 アマチュア女子テニスの最高峰「ソニー生命カップ第43回全国レディーステニス大会」の全国決勝大会は11月13日、東京・昭和の森テニスセンターで最終日を迎え、準決勝、決勝、3位決定戦が行なわれた。

 この大会は各都道府県予選を勝ち抜いたダブルス3ペアが代表としてチームを結成し、全国ナンバー1を競う団体戦。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で13都県による全国大会となったが、今年は45都道府県が集結し、熱戦が繰り広げられた。

 決勝は、準決勝で岐阜を破った千葉と、京都を破った大阪が対戦。出だしから千葉が快調に飛ばし、No.3の篠原麻美/倉方ゆかりがストレート勝ちすると、No.2の紀野悠希/杉山梓も第2セットは6-0を付ける快勝で続き、優勝を決めた。No.1は大阪の岡田羽子/山本まどかが勝ち、一矢を報いた。

 千葉は4年ぶり7度目の優勝。大阪は10年ぶり4度目の優勝に手が届かなかった。3位決定戦は京都が岐阜に3-0で勝利。なお、昨年度優勝の東京は2回戦で千葉と当たり、0-3で敗れた。
 
 準決勝以降の結果は以下のとおり。

【決勝】
○千葉[2-1]大阪×
D1 ×石井優希/野平朱里[1-6 4-6]岡田羽子/山本まどか○
D2 ○紀野悠希/杉山梓[6-4 6-0]増田綾子/亀岡美和×
D3 ○篠原麻美/倉方ゆかり[6-3 6-1]三浦由紀子/由上響子×

【3位決定戦】
○京都[3-0]岐阜×
D1 ○慶山祐子/和田桃子[6-0 0-6 10-7]松原佳成重/鈴木花江×
D2 ○小松佳南/竹内良子[7-6[5] 4-6 10-7]森有光子/成瀬千絵美×
D3 ○井上香穂/前田紗代子[6-2 6-3]梶田恵/松下祐紀×

【準決勝】
○千葉[2-1]岐阜×
○大阪[3-0]京都×

構成●スマッシュ編集部
 
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【動画】「全国レディース」決勝の熱戦と表彰式の模様