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国内テニス

8週間の海外遠征の最後にエストニアの大会でダブルス優勝!【村松千裕のテニス遠征日記】<SMASH>

村松千裕

2021.12.17

村松千裕(左)がアメリカ人パートナーと一緒に表彰式でにっこり。写真:本人提供

村松千裕(左)がアメリカ人パートナーと一緒に表彰式でにっこり。写真:本人提供

 2021年11月は、ITF女子テニス大会のエストニア25000ドル(HAABNEEME)に出場しました。

 今回エストニアには初めて行きました。会場、ホテル、周りの環境などが整っていてとても過ごしやすい場所でした。外はとても気温が低かったですが、今回の会場はインドアの施設だったので、プレーもしやすかったです。

 この大会が今回の8週間の遠征の最後になりましたが、最後にダブルスで優勝することができて、今の自分にとって大事なことをまた1つ見つけることができた気がしました。また、最近思うような結果を出せていない中で、優勝する気持ちを感じられたことはとても大きかったと思います。

 シングルスで負けた悔しさは大きかったですが、久しぶりの優勝は素直にとてもうれしかったです。
 
 ペアを組んだアメリカ人のパートナーとは、今回初めて話して一緒にプレーしましたが、お互いコミュニケーションがすごく良くとれて、試合を重ねるごとに2人でプレーを良くしていけたので、とても楽しかったです。

 試合の中で、片方が良くない時でも励まし合ってプレーでも気持ちの面でもお互いをカバーし合いながらできたことが最後まで勝ち切ることに繋がったと思いました。パートナーのいつも前向きな姿勢や発言からたくさん学ばせてもらいました。彼女と一緒にプレーできて本当に良かったです。

 2か月間、良かったことも悪かったことも、たくさん経験できたと思います。長い遠征できつい時間の方が多かったですが、遠征中一緒に戦ってくれたコーチやトレーナー、良い時も悪い時も変わらずサポート、応援をして下さる方々のお陰で最後まで戦い切れたと思うので、本当に感謝したいです。

 今年の残りあと2大会、支えてくださった皆様に良い報告ができるように頑張りたいと思います。

文●村松千裕
協力・選手に関するお問合せ●株式会社グラムスリー

◆村松千裕/ムラマツチヒロ
1998年5月22日生まれ。千葉県出身、左利き。7歳からテニスを始める。2020年全豪オープン予選初出場で初戦に勝利。21年には日本代表としてBJK杯を戦った。WTAキャリアハイ205位(2020年2月24日)。インスタグラム@muuuuu_cho

【PHOTO】色々な会場で撮影! 村松千裕のテニス遠征日記ギャラリー

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