12月29日に32歳の誕生日を迎えた男子テニスの錦織圭(世界ランク47位)。世界に誇る日本のエースに海外メディアからも続々と祝福メッセージが送られている。
ATP(男子テニス協会)のスペイン語版公式ツイッター(@ATPTour_ES)は日本語で「誕生日おめでとう」と綴り、日本の国旗やケーキの絵文字と共にスペイン語でも「ニシコリケイが今日(29日)、32歳の誕生日を迎えました。おめでとうございます!」とツイート。
英スポーツメディア『Sportskeeda』のテニス専用ツイッター(@SK__Tennis)は「元世界ランク4位・2014年全米オープンファイナリスト・2016年リオオリンピック銅メダル・ATPツアーで12個のタイトルを獲得」と立て続けに錦織の輝かしい功績を紹介し、「誕生日おめでとう、錦織圭!」と祝福した。
また、テニスストリーミングサイト『Tennis TV』の公式ツイッター(@TennisTV)は「錦織圭、32歳の誕生日おめでとう」と投稿した上で、2021年シーズンの錦織のスーパープレーを集めた動画を掲載。さらに『Tennis TV』は誕生日を記念し、18歳で世界244位だった錦織がジェームズ・ブレーク(アメリカ/当時12位)を破ってATPツアー初優勝を飾った2008年「デルレイ・ビーチ・オープン」決勝の動画もYouTubeで公開している。
今年2月のATPカップ(国別対抗戦)で右肩のケガから復帰を果たした錦織は、ツアー優勝こそなかったものの、3月のロッテルダムとドバイでベスト8、8月のシティー・オープンではベスト4へ進出。また、単複でベスト8入りを果たした今夏の東京オリンピックのシングルス1回戦では当時世界7位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア/24歳/現5位)をストレートで破るなど、世代交代が急速に進む中でも若手のトッププレーヤーたちと対等に渡り合えることを幾度となく示した。
だが、錦織は10月のBNPパリバオープン2回戦で敗退後、腰痛により2021年シーズンの終了を発表。それでも自身のスポンサーを務めるユニクロが12月初旬に東京都内で開催したイベントでは、「まだまだ成長を感じる。今自分がすべきことはもっと自分自身を強化していくこと。まだまだできると思っている」と2022年シーズンへの意気込みを語っていた。
現段階では1月10日から開催される「シドニー国際」(オーストラリア・シドニー/ATP250/ハードコート)と同月17日開幕の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/グランドスラム/ハードコート)にエントリーしている錦織。
32歳で迎える来シーズンこそは何としてもビッグタイトル獲得を期待したいところ。2007年のプロデビューから多くのケガに悩まされながらも、178センチの小さな身体で戦い続けてきた日本のエースの努力が報われる瞬間を、多くのファンが心待ちにしている。
文●中村光佑
【連続写真】錦織圭の必殺技、ジャックナイフの超分解写真
ATP(男子テニス協会)のスペイン語版公式ツイッター(@ATPTour_ES)は日本語で「誕生日おめでとう」と綴り、日本の国旗やケーキの絵文字と共にスペイン語でも「ニシコリケイが今日(29日)、32歳の誕生日を迎えました。おめでとうございます!」とツイート。
英スポーツメディア『Sportskeeda』のテニス専用ツイッター(@SK__Tennis)は「元世界ランク4位・2014年全米オープンファイナリスト・2016年リオオリンピック銅メダル・ATPツアーで12個のタイトルを獲得」と立て続けに錦織の輝かしい功績を紹介し、「誕生日おめでとう、錦織圭!」と祝福した。
また、テニスストリーミングサイト『Tennis TV』の公式ツイッター(@TennisTV)は「錦織圭、32歳の誕生日おめでとう」と投稿した上で、2021年シーズンの錦織のスーパープレーを集めた動画を掲載。さらに『Tennis TV』は誕生日を記念し、18歳で世界244位だった錦織がジェームズ・ブレーク(アメリカ/当時12位)を破ってATPツアー初優勝を飾った2008年「デルレイ・ビーチ・オープン」決勝の動画もYouTubeで公開している。
今年2月のATPカップ(国別対抗戦)で右肩のケガから復帰を果たした錦織は、ツアー優勝こそなかったものの、3月のロッテルダムとドバイでベスト8、8月のシティー・オープンではベスト4へ進出。また、単複でベスト8入りを果たした今夏の東京オリンピックのシングルス1回戦では当時世界7位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア/24歳/現5位)をストレートで破るなど、世代交代が急速に進む中でも若手のトッププレーヤーたちと対等に渡り合えることを幾度となく示した。
だが、錦織は10月のBNPパリバオープン2回戦で敗退後、腰痛により2021年シーズンの終了を発表。それでも自身のスポンサーを務めるユニクロが12月初旬に東京都内で開催したイベントでは、「まだまだ成長を感じる。今自分がすべきことはもっと自分自身を強化していくこと。まだまだできると思っている」と2022年シーズンへの意気込みを語っていた。
現段階では1月10日から開催される「シドニー国際」(オーストラリア・シドニー/ATP250/ハードコート)と同月17日開幕の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/グランドスラム/ハードコート)にエントリーしている錦織。
32歳で迎える来シーズンこそは何としてもビッグタイトル獲得を期待したいところ。2007年のプロデビューから多くのケガに悩まされながらも、178センチの小さな身体で戦い続けてきた日本のエースの努力が報われる瞬間を、多くのファンが心待ちにしている。
文●中村光佑
【連続写真】錦織圭の必殺技、ジャックナイフの超分解写真