現在開催中のテニス四大大会「全豪オープン」(1月17日~30日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)は27日、男子車いすテニスのシングルス決勝を実施。日本の国枝慎吾(世界ランキング1位)がアルフィー・ヒューウェット(イギリス/同2位)を7-5、3-6、6―2のフルセットの末に下し、本大会11度目のタイトルを手にした。
昨年の全米決勝と同じ顔合わせとなった決勝。第1セットは安定したストロークで国枝がものにするも、第2セットに入るとギアを上げてきたヒューウェットにペースを握られセットを落とす。迎えたファイナルセット、国枝は第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、第5ゲームでも競り合いながら2度目のブレークを果たし、このリードを守り切って2時間12分の熱戦に終止符を打った。
国枝は昨年、東京パラリンピックで金メダルを獲得。さらに9月の全米オープンを制しているため、今回の全豪でグランドスラム2連勝とした。
国枝は試合後、SNSを通じて「11度目の全豪シングルス優勝!激しい試合になりました。ファイナルセットはキャリアの中でもベストのプレーができたと思います。いくつか説明できないショットがありましたが。年始からサポートしてくれたチームに感謝です!!本当に有難う。特に今週は調子が上がらず、今朝のアップもイマイチだった中で、苦しい状況を根気よく支えてくれました。応援して下さった方々にも感謝しております。また宜しくお願い致します!」と綴っている。
なお、国枝はグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と臨んだ男子車いすダブルスでは準優勝している。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】東京パラリンピックで金メダルを手にした国枝
昨年の全米決勝と同じ顔合わせとなった決勝。第1セットは安定したストロークで国枝がものにするも、第2セットに入るとギアを上げてきたヒューウェットにペースを握られセットを落とす。迎えたファイナルセット、国枝は第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、第5ゲームでも競り合いながら2度目のブレークを果たし、このリードを守り切って2時間12分の熱戦に終止符を打った。
国枝は昨年、東京パラリンピックで金メダルを獲得。さらに9月の全米オープンを制しているため、今回の全豪でグランドスラム2連勝とした。
国枝は試合後、SNSを通じて「11度目の全豪シングルス優勝!激しい試合になりました。ファイナルセットはキャリアの中でもベストのプレーができたと思います。いくつか説明できないショットがありましたが。年始からサポートしてくれたチームに感謝です!!本当に有難う。特に今週は調子が上がらず、今朝のアップもイマイチだった中で、苦しい状況を根気よく支えてくれました。応援して下さった方々にも感謝しております。また宜しくお願い致します!」と綴っている。
なお、国枝はグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と臨んだ男子車いすダブルスでは準優勝している。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】東京パラリンピックで金メダルを手にした国枝