現在開催中の男子テニスツアー「メキシコ・オープン」(2月21日~26日/メキシコ:アカプルコ/ハードコート/ATP500)で5年ぶり2度目のベスト8進出を果たした予選勝者の西岡良仁(世界ランク103位)。現地2月24日に行なわれた準々決勝では第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア/同2位)と対戦し、2-6、3-6のストレートで敗れた。
予選を経て迎えた1回戦でフェリシアーノ・ロペス(スペイン/114位)、2回戦では第7シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/16位)をいずれも逆転で破り、苦しみながらも準々決勝へと駒を進めた西岡。2月28日に更新される世界ランキングで新たに1位に立つことが決定したメドベージェフとのツアーでの対戦は今大会が初めてとなった。
西岡は序盤の第2ゲームで先にブレークを許す苦しい展開となるも、直後の第3ゲームでは軌道の高い球を織り交ぜてメドベージェフのミスを誘い、ブレークバックに成功。だが、安定したプレーを見せるメドベージェフに第5ゲームから4ゲームを連取され、第1セットを落としてしまう。
第2セットでは一時3-1とリードを奪ったものの、サービスキープに苦しんだ西岡は3度のブレークを喫し、1時間10分で準々決勝敗退となった。
西岡は試合後に自身の公式ツイッター(@yoshihitotennis)を更新し、「セカンド(第2セット)はリードしていた分悔しいですが、さすがの強さでした」と素直に勝者のメドベージェフを称賛。
その一方で「新しい世界一の選手が決まった日にその選手と試合できたのは光栄でした。また一つ良い経験値が増えた気がします」とも綴り、新世界王者と対戦できたことを誇らしく思っているようだ。
投稿の最後には「これでひとまずオーストラリアシーズンからの8大会連続が終わり一休みできます…日本には帰らずアメリカへ!」と綴った西岡。ところが現地2月25日に更新したインスタグラムのストーリーで「ESTA(米国の電子渡航認証システム)が2週間前に期限切れになっていたようなので、メキシコに数日間滞在しなければなりません」と報告している。
何はともあれ、長らく不振にあえいでいた西岡が徐々に本来のプレーを取り戻していることは間違いないだろう。まだまだ2022年シーズンは続くだけに、さらなる活躍を期待したいところだ。
文●中村光佑
【PHOTO】全豪オープン2022で活躍したメドベージェフら男子選手の厳選写真!
予選を経て迎えた1回戦でフェリシアーノ・ロペス(スペイン/114位)、2回戦では第7シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/16位)をいずれも逆転で破り、苦しみながらも準々決勝へと駒を進めた西岡。2月28日に更新される世界ランキングで新たに1位に立つことが決定したメドベージェフとのツアーでの対戦は今大会が初めてとなった。
西岡は序盤の第2ゲームで先にブレークを許す苦しい展開となるも、直後の第3ゲームでは軌道の高い球を織り交ぜてメドベージェフのミスを誘い、ブレークバックに成功。だが、安定したプレーを見せるメドベージェフに第5ゲームから4ゲームを連取され、第1セットを落としてしまう。
第2セットでは一時3-1とリードを奪ったものの、サービスキープに苦しんだ西岡は3度のブレークを喫し、1時間10分で準々決勝敗退となった。
西岡は試合後に自身の公式ツイッター(@yoshihitotennis)を更新し、「セカンド(第2セット)はリードしていた分悔しいですが、さすがの強さでした」と素直に勝者のメドベージェフを称賛。
その一方で「新しい世界一の選手が決まった日にその選手と試合できたのは光栄でした。また一つ良い経験値が増えた気がします」とも綴り、新世界王者と対戦できたことを誇らしく思っているようだ。
投稿の最後には「これでひとまずオーストラリアシーズンからの8大会連続が終わり一休みできます…日本には帰らずアメリカへ!」と綴った西岡。ところが現地2月25日に更新したインスタグラムのストーリーで「ESTA(米国の電子渡航認証システム)が2週間前に期限切れになっていたようなので、メキシコに数日間滞在しなければなりません」と報告している。
何はともあれ、長らく不振にあえいでいた西岡が徐々に本来のプレーを取り戻していることは間違いないだろう。まだまだ2022年シーズンは続くだけに、さらなる活躍を期待したいところだ。
文●中村光佑
【PHOTO】全豪オープン2022で活躍したメドベージェフら男子選手の厳選写真!