右手の怪我で大会欠場が続いている男子テニス世界ランク8位のマテオ・ベレッティーニ(イタリア)が現地5月15日、自身の公式インスタグラム(@matberrettini)を更新。まもなく開幕する「全仏オープン」(5月22日~6月5日/フランス・パリ/クレーコート/グランドスラム)の出場辞退を発表するとともに、芝シーズンでのツアー復帰を目ざす意向を示した。
今シーズンは年内最初のグランドスラムとなった1月の全豪オープンでベスト4進出を果たし、好スタートを切った26歳のベレッティーニ。ところがその後は右手の怪我に悩まされ、3月末には同箇所の小規模の手術を決行。自身のSNSを通じて順調な回復ぶりをアピールしていたが、「リハビリに専念したい」という理由から、現在もクレーシーズンでのツアー大会には出場していない。
このほど更新したインスタグラムでベレッティーニはクレーコートでサービスを打つ動画とともに、「チームと僕はクレーコートでの5セットマッチに戻ることは賢明ではないと判断し、芝シーズンでフル参戦するためにカムバックを遅らせることにしました」と投稿した。
一方で「メディカル・チームから非常にポジティブな報告を受け、現在はコート上でのハイレベルなトレーニングに復帰しています。手の調子も良く、試合勘を養うために頑張っています」と現状を報告。ひたむきに努力を続け、100%の状態に戻していくことを目標に掲げているようだ。
そして最後には「いつもながらたくさんの応援をありがとう。早く競技に戻りたいです」とファンへ向けて感謝の言葉を残した。
昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/芝/グランドスラム)でイタリア人男子選手として45年ぶりとなる四大大会での決勝進出を果たしたベレッティーニ。芝コートを得意としているがゆえの決断だったことは間違いないだろう。芝シーズンでのカムバックに向け、リハビリが順調に進むことを祈りたい。
文●中村光佑
【PHOTO】ベレッティーニのバックハンドスライス、30コマの『超分解写真』
今シーズンは年内最初のグランドスラムとなった1月の全豪オープンでベスト4進出を果たし、好スタートを切った26歳のベレッティーニ。ところがその後は右手の怪我に悩まされ、3月末には同箇所の小規模の手術を決行。自身のSNSを通じて順調な回復ぶりをアピールしていたが、「リハビリに専念したい」という理由から、現在もクレーシーズンでのツアー大会には出場していない。
このほど更新したインスタグラムでベレッティーニはクレーコートでサービスを打つ動画とともに、「チームと僕はクレーコートでの5セットマッチに戻ることは賢明ではないと判断し、芝シーズンでフル参戦するためにカムバックを遅らせることにしました」と投稿した。
一方で「メディカル・チームから非常にポジティブな報告を受け、現在はコート上でのハイレベルなトレーニングに復帰しています。手の調子も良く、試合勘を養うために頑張っています」と現状を報告。ひたむきに努力を続け、100%の状態に戻していくことを目標に掲げているようだ。
そして最後には「いつもながらたくさんの応援をありがとう。早く競技に戻りたいです」とファンへ向けて感謝の言葉を残した。
昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/芝/グランドスラム)でイタリア人男子選手として45年ぶりとなる四大大会での決勝進出を果たしたベレッティーニ。芝コートを得意としているがゆえの決断だったことは間違いないだろう。芝シーズンでのカムバックに向け、リハビリが順調に進むことを祈りたい。
文●中村光佑
【PHOTO】ベレッティーニのバックハンドスライス、30コマの『超分解写真』