サッカー元イングランド代表のデビット・ベッカム氏が、現地６日に母サンドラさんとともにテニス四大大会のひとつである「ウインブルドン」に来場。ラファエル・ナダル（スペイン）とテイラー・フリッツ（アメリカ）による男子シングルス準々決勝を観戦。その画像が公開され話題となっている。

　ベッカムといえば英国内はもちろん世界的な人気を誇るスーパースター。2002年の日韓ワールドカップ開催時には、日本の多くの若者が「ベッカムヘア」と呼ばれる髪型を真似するなど大ブレーク。47歳になった現在も高い人気を誇っている。

　そんなサッカー界の貴公子は孝行息子としも知られる存在で、この日は６月26日に73歳の誕生日を迎えた母親をエスコート。センターコートのスタンドに２人並んで着席し、注目の一戦を観戦した。

　試合は序盤こそナダルが優位に進めていたが、途中で腹部を痛めたことで形成が逆転。強烈なサービスを軸に押し込んでくる若いフリッツに対して防戦一方になるが、それでも勝利を信じて戦い続けるナダル。スタンドのベッカム氏は驚きの表情を浮かべながらも好プレーには惜しみない拍手を送るなど、４時間21分に及ぶ激闘を母親とともに堪能した。
  　試合観戦を終えたベッカム氏はその後、自身の公式インスタグラム（@davidbeckham）を更新。「１年で最も好きな日の一つであるウインブルドン大会に参加できてとても光栄です」と綴ると「ママと素晴らしい試合を楽しめたことはさらに特別です」のメッセージとともに、センターコートの美しい芝コートをバックに母サンドラさんと笑顔を浮かべる記念のツーショットを公開。フォロワーからは22万個を超える「いいね」が寄せられた。

　フィールドの大きさこそ違うが、ベッカム氏も芝のピッチ上で数々の激闘を制してきたプレーヤー。ウインブルドンで目にしたナダルとフリッツによる一戦を通じて、かつての自分を思い出したかもしれない。

構成●スマッシュ編集部

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