長年男子テニス界を牽引してきた4人のレジェンドがタッグを組む「ドリームチーム」の実現に、興奮と期待の声は高まるばかりだ。
現地7月22日、男子テニス団体戦「レーバーカップ」(9月23日~25日/イギリス・ロンドン/ハードコート)の大会公式サイトは、グランドスラムで21度の優勝経験を持つ元世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア/現7位)の参戦を発表した。
本大会にはすでにラファエル・ナダル(スペイン/3位)、アンディ・マリー(イギリス/50位)、さらには右ヒザのケガで1年以上にわたって戦列を離れているロジャー・フェデラー(スイス)の出場も予定されている。すなわちもう二度と見られないかもしれない超豪華な4人が結集するというわけだ。
2017年に始まったレーバーカップは、フェデラーが創設に携わったエキジビジョンマッチで、各6名で構成されたチームヨーロッパ(欧州選抜)とチームワールド(世界選抜)に分かれて行なわれる団体戦だ。現段階でチーム・ヨーロッパはフェデラー、ナダル、マリーの3名の参戦が確定しており、ここにジョコビッチが新たに加わることになる。
今年2月初めには記念すべき第1回となった17年大会以来5年ぶりにフェデラーとナダルがダブルスを組んで出場することが大々的に報じられ、先のテニス四大大会「ウインブルドン」の期間中にはマリーの出場が正式に発表された。
一方でジョコビッチは以前から「出る可能性はある」としながらも回答を保留していたが、このほどレーバーカップの公式サイトを通じてついに参戦を表明した。
なお出場決定に伴い、ジョコビッチは以下のように喜びを語っている。
「9月にロンドンのO2アリーナで開催されるレーバーカップに、再びチーム・ヨーロッパとして参加できることをとてもうれしく思っています。普段は対戦している選手とチームとしてプレーできる唯一の大会ですし、ラファ、ロジャー、アンディという僕の最大のライバルたちと一緒にプレーできるなんて、このスポーツの歴史上、本当にユニークな瞬間になりそうです」
4人合わせて66度のグランドスラム優勝(フェデラー:20回、ナダル:22回、ジョコビッチ:21回、マリー:3回)を誇る“ビッグ4”がレーバーカップで集結するのは今年度の大会が初めてとなる。ビッグ4ならではの華やかなプレーで大会を大いに盛り上げてもらいたいものだ。
文●中村光佑
【PHOTO】ウインブルドン2022で活躍したジョコビッチら男子選手の厳選写真!
現地7月22日、男子テニス団体戦「レーバーカップ」(9月23日~25日/イギリス・ロンドン/ハードコート)の大会公式サイトは、グランドスラムで21度の優勝経験を持つ元世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア/現7位)の参戦を発表した。
本大会にはすでにラファエル・ナダル(スペイン/3位)、アンディ・マリー(イギリス/50位)、さらには右ヒザのケガで1年以上にわたって戦列を離れているロジャー・フェデラー(スイス)の出場も予定されている。すなわちもう二度と見られないかもしれない超豪華な4人が結集するというわけだ。
2017年に始まったレーバーカップは、フェデラーが創設に携わったエキジビジョンマッチで、各6名で構成されたチームヨーロッパ(欧州選抜)とチームワールド(世界選抜)に分かれて行なわれる団体戦だ。現段階でチーム・ヨーロッパはフェデラー、ナダル、マリーの3名の参戦が確定しており、ここにジョコビッチが新たに加わることになる。
今年2月初めには記念すべき第1回となった17年大会以来5年ぶりにフェデラーとナダルがダブルスを組んで出場することが大々的に報じられ、先のテニス四大大会「ウインブルドン」の期間中にはマリーの出場が正式に発表された。
一方でジョコビッチは以前から「出る可能性はある」としながらも回答を保留していたが、このほどレーバーカップの公式サイトを通じてついに参戦を表明した。
なお出場決定に伴い、ジョコビッチは以下のように喜びを語っている。
「9月にロンドンのO2アリーナで開催されるレーバーカップに、再びチーム・ヨーロッパとして参加できることをとてもうれしく思っています。普段は対戦している選手とチームとしてプレーできる唯一の大会ですし、ラファ、ロジャー、アンディという僕の最大のライバルたちと一緒にプレーできるなんて、このスポーツの歴史上、本当にユニークな瞬間になりそうです」
4人合わせて66度のグランドスラム優勝(フェデラー:20回、ナダル:22回、ジョコビッチ:21回、マリー:3回)を誇る“ビッグ4”がレーバーカップで集結するのは今年度の大会が初めてとなる。ビッグ4ならではの華やかなプレーで大会を大いに盛り上げてもらいたいものだ。
文●中村光佑
【PHOTO】ウインブルドン2022で活躍したジョコビッチら男子選手の厳選写真!