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海外テニス

「2対1だとフェアではない」ケルバーが独特の表現で第一子妊娠と全米OP欠場を発表<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.08.25

第一子妊娠と「特別な場所」である全米オープン欠場を発表したケルバー。(C)Getty Images

第一子妊娠と「特別な場所」である全米オープン欠場を発表したケルバー。(C)Getty Images

 女子テニス元世界ランキング1位のアンジェリーク・ケルバー(ドイツ/現52位)が、8月24日に自身のインスタグラム(@angie.kerber)を更新し、第一子妊娠と全米オープンの欠場を発表した。

「本当は全米オープンでプレーしたかったけど、2対1だとフェアではないと判断しました」と、独特の表現に赤ちゃんや哺乳瓶の絵文字を添えて発表した34歳のケルバー。続けて「これから数か月、テニスプレーヤーとして世界中を飛び回ることから離れますが、それは最善の理由のためだと信じているわ!皆さんと会えなくなるのは寂しいです」と綴った。

 また、「ニューヨークは私のキャリアのターニングポイントになることが多く、今年もある意味そうだと思っています。 2011年のキャリア再開(グランドスラム初ベスト4)から2016年のタイトル獲得、そして世界1位になるまで…。全米オープンは特別な場所なの。ツアーを離れる前に、コートで皆さんとお別れができれば良かったです」と記し、最後に「正直なところ、緊張と興奮を同時に感じています。これからも応援をよろしくお願いします」と締めくくった。
 
 この投稿には、「おめでとう」「今度ママトークをしよう」「うれしいニュース!」「今を楽しんでね」「しばらくプレーが見られなくなるのは寂しいけど、素晴らしいニュースだわ!」「素敵なママになりそう」「またコートで会える日を楽しみにしています」といった祝福コメントがファンや選手など多方面から寄せられている。

 なお、ケルバーは今年3月にストラスブールで優勝し、14個目のタイトルを獲得。最後にプレーしたウインブルドンでは3回戦でエリーズ・メルテンスに敗れた。貴重なマタニティライフを楽しみ、元気な赤ちゃんが生まれることを願いたい。また、“ママさんプレーヤー”としてのツアー復帰が楽しみだ。

構成●スマッシュ編集部

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