海外テニス

元世界王者のナダルがスペインの後輩アルカラスの全米優勝とナンバー1を祝福「今後も多くの成功を収める」<SMASH>

中村光佑

2022.09.13

19歳で全米オープンに優勝したアルカラス(左)にメッセージを送ったナダル(右)。(C)Getty Images

 男子テニス元世界王者のラファエル・ナダル(スペイン/現世界ランク3位)が9月12日に自身の公式ツイッター(@RafaelNadal)を更新。現地11日に行なわれたテニス四大大会「全米オープン」の男子シングルス決勝でキャスパー・ルード(ノルウェー/同2位)に勝利して四大大会初優勝を達成し、自身初の世界ランキング1位が確定した19歳のカルロス・アルカラス(スペイン/同1位)を祝福した。

 今回の全米では4回戦で地元勢のフランシス・ティアフォー(アメリカ/26位)に敗れ、ベスト16に終わったナダル。そんな36歳のレジェンドは同郷のヤングスターのグランドスラム初戴冠と史上最年少の世界王者誕生の瞬間を見届けたようだ。

 ナダルは試合終了とほぼ同時に「初のグランドスラム優勝と世界1位確定おめでとう。素晴らしいシーズンの集大成ですね。(君は)今後も多くの成功を収めることでしょう」とアルカラスへの祝福のコメントを投稿。
 
 一方惜しくも準優勝に終わったルードに対しても「素晴らしい結果をとても誇りに思います。今日は不運でしたが、素晴らしい大会とシーズンでしたね。これからも頑張ってね」と激励の言葉を送った。

 この他、前日(現地9月10日)の女子シングルス決勝でオンス・ジャバー(チュニジア/2位)をストレートで下してグランドスラム3勝目を挙げた世界女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)も自身のツイッター(@iga_swiatek)でアルカラスとルードの2人へ「おめでとうございます!」と賛辞を贈った。

 19歳にして以前から目標に掲げていた「グランドスラム初優勝」を成し遂げて見せたアルカラス。決勝戦後の会見で「まだ僕は成長中だよ」と今後のさらなる活躍を誓った彼がどこまで進化を続けるのか楽しみだ。

文●中村光佑

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【画像】ナダルのアルカラスの優勝を祝福し、ルードをねぎらう投稿