現在開催中の「韓国オープンテニス」(9月26日~10月2日/韓国・ソウル/ハードコート/ATP250)は、10月2日にシングルス決勝を実施。日本の西岡良仁(世界ランキング56位)が第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/24位)を6-4、7-6(5)のストレートで制して、キャリア2つ目のタイトルを手に入れた。
今年8月のシティ・オープン(アメリカ・ワシントン)に続き今季2度目、キャリアでは4度目のツアー決勝に進出した西岡。準々決勝では世界2位キャスパー・ルード(ノルウェー)をフルセットの末に下しており、「賢いテニスができた」と調子は良い様子。
対戦相手のシャポバロフは、キャリアハイ10位の23歳。ともに今季初タイトルを狙っており、レフティという共通点もある。両者は2018年の深セン大会で1度対戦しており、その時は西岡がフルセットで勝利し、西岡はその大会でツアー初優勝を果たした。
ほぼ満員となったスタジアムで、2人とも好調な立ち上がり。シャポバロフは攻撃的なプレーを披露し、西岡はそれに対応。しっかりと拾って返球し、緊張感の高いポイントが続く。先に西岡が2-1のゲームで3つのブレークポイントを握るが、これを生かせず。
3-3のサービスゲームで西岡は0-40のピンチを迎えるが、スーパーショットを連発しキープに成功した。西岡は5-4のシャポバロフのサービスゲームで、脅威のフットワークを見せ、相手のミスを誘発してブレーク。6-4で第1セットをものにした。
第2セットに入り、シャポバロフがストロークのペースを上げて先にブレークするが、西岡はじっと耐え、ブレークバックのチャンスでロブとドロップボレーでポイントを取り3-3に戻す。ペースを引き戻した西岡が、もつれ込んだタイブレークを制し、6-4、7-6(5)のストレートでうれしいツアー優勝を果たした。
今季新設された大会の初代王者は西岡良仁となり、27歳でキャリア2つ目のタイトル獲得となった。西岡はこの優勝で月曜日に更新されるランキングでキャリアハイとなる41位にランクインする予定だ。決勝を戦った2人は10月3日から開幕する楽天ジャパンオープンにも出場予定。日本でも観客を魅了するプレーを見せてほしい。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】ケガを乗り越え大躍進する西岡良仁の厳選ギャラリー!
今年8月のシティ・オープン(アメリカ・ワシントン)に続き今季2度目、キャリアでは4度目のツアー決勝に進出した西岡。準々決勝では世界2位キャスパー・ルード(ノルウェー)をフルセットの末に下しており、「賢いテニスができた」と調子は良い様子。
対戦相手のシャポバロフは、キャリアハイ10位の23歳。ともに今季初タイトルを狙っており、レフティという共通点もある。両者は2018年の深セン大会で1度対戦しており、その時は西岡がフルセットで勝利し、西岡はその大会でツアー初優勝を果たした。
ほぼ満員となったスタジアムで、2人とも好調な立ち上がり。シャポバロフは攻撃的なプレーを披露し、西岡はそれに対応。しっかりと拾って返球し、緊張感の高いポイントが続く。先に西岡が2-1のゲームで3つのブレークポイントを握るが、これを生かせず。
3-3のサービスゲームで西岡は0-40のピンチを迎えるが、スーパーショットを連発しキープに成功した。西岡は5-4のシャポバロフのサービスゲームで、脅威のフットワークを見せ、相手のミスを誘発してブレーク。6-4で第1セットをものにした。
第2セットに入り、シャポバロフがストロークのペースを上げて先にブレークするが、西岡はじっと耐え、ブレークバックのチャンスでロブとドロップボレーでポイントを取り3-3に戻す。ペースを引き戻した西岡が、もつれ込んだタイブレークを制し、6-4、7-6(5)のストレートでうれしいツアー優勝を果たした。
今季新設された大会の初代王者は西岡良仁となり、27歳でキャリア2つ目のタイトル獲得となった。西岡はこの優勝で月曜日に更新されるランキングでキャリアハイとなる41位にランクインする予定だ。決勝を戦った2人は10月3日から開幕する楽天ジャパンオープンにも出場予定。日本でも観客を魅了するプレーを見せてほしい。
構成●スマッシュ編集部
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