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海外テニス

西岡良仁が第1シードのルブレフを破り2年半ぶりのツアー決勝へ!「攻撃的になることを心掛けた」<SMASH>

中村光佑

2022.08.07

ルブレフをストレートで下し表情を緩める西岡。決勝ではキリオスと対戦する。(C)Getty Images

ルブレフをストレートで下し表情を緩める西岡。決勝ではキリオスと対戦する。(C)Getty Images

 男子テニスツアー「シティ・オープン」(8月1日~7日/アメリカ・ワシントンDC/ハードコート/ATP500)は現地8月6日にシングルス準決勝が行なわれ、ここまで快進撃を続けてきた世界ランク96位の西岡良仁が登場。第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/8位)を6-3、6-4のストレートで下し、同大会初の決勝進出を果たした。

 西岡は先週のアトランタ・オープンで準優勝を収めたジェンソン・ブルックスビー(アメリカ/37位)を初戦で破ると、2回戦ではそのアトランタでツアー6度目の優勝を飾ったアレックス・デミノー(オーストラリア/21位)に逆転で勝利。

 3回戦では過去0勝2敗と分の悪かったカレン・ハチャノフ(ロシア/24位)にストレートで初勝利を飾り、準々決勝では3時間半に及ぶ大接戦の末にダニエル・エバンス(イギリス/40位)を撃破。そうそうたるトッププレーヤーを連破する驚異の勝ち上がりを見せ、ATP500で自身初となるベスト4へ駒を進めていた。

 決勝進出を懸けた大一番、西岡はトップ10のルブレフを相手に持ち味の正確なストロークとリターンで主導権を確保。第4ゲームで先にブレークを奪うと、その後もミスを重ねて苛立ちを募らせるルブレフに付け入る隙を与えず、第1セットを先取する。

 続く第2セットでは第2ゲームでブレークを許すも、直後の第3ゲームですかさずブレークバックに成功。ルブレフのバックハンド側を中心に攻めていい形を作らせなかった西岡は第7、第9ゲームでもブレークを果たし、サービングフォーザマッチとなった第10ゲームをしっかりとキープして試合を締めくくった。
 
「大好きな舞台」と語るワシントンで2018年9月の深セン・オープン以来となるツアー2度目の優勝に王手を掛けた西岡。ちなみに日本人男子選手がATP500で決勝に進出するのは錦織圭に次ぐ2人目の快挙だ。

 連日のタフな戦いを乗り越えてきた26歳は試合後のオンコートインタビューで「今日は試合が始まる前から疲れを感じていて、エバンス戦やハチャノフ戦とは同じようにはできないと思っていた」と明かしつつも、「アンドレイが攻撃的なプレーをしてくるとわかっていたから、自分もミスを恐れず攻撃的になるように心掛けた」と、積極的な姿勢が勝利につながったと振り返った。

 20年2月のデルレイビーチ・オープン以来約2年半ぶりにツアー決勝の舞台へたどり着いた西岡は、ジュニア時代から切磋琢磨してきた同年代のニック・キリオス(オーストラリア/63位/27歳)と対決する。西岡はキリオスに0勝3敗とまだ勝ちがなく、「16歳の時からずっと彼にやられていて、毎回対戦するのが本当に大変」と本人も相性が悪いことを自覚している。

 それでも「とにかく明日は楽しみたい。ATP500の決勝は初めてだけど、自分のベストを尽くすだけ」と決勝への意気込みを見せた西岡。ぜひこの勢いでタイトルをつかみ取ってほしい。注目の決勝は日本時間8月8日午前6時に行なわれる予定だ。

文●中村光佑

【PHOTO】西岡良仁ら、ウインブルドン2022に挑んだ日本人選手たち
 
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