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海外テニス

エキシビジョンツアー中のナダルがファンの蛮行で危険な状況に。「これはやりすぎだ!」と批判が殺到<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.11.27

気持ちよく会場を後にしようとしたナダルだったが…。(C)Getty images

気持ちよく会場を後にしようとしたナダルだったが…。(C)Getty images

 南米チリで開催されたエキジビジョンマッチに出場し、地元の若手選手アレハンドロ・タビロ(チリ/世界ランク86位)にラファエル・ナダル(スペイン/同2位)は、ストレート勝ちを収めた。
【動画】「これはやりすぎだ!」現地ファンの蛮行に晒されるナダル

 盛況下で幕を閉じた試合だったが、その後ナダルが現地ファンの蛮行によって一時危険な状況に陥っていたシーンがSNS上で公開され、話題となっている。

 そのシーンとは、ナダルが会場を後にしようとした際の出来事だ。警備員にエスコートされ、観客に手を振りながら歩くナダルに、まずスタンドを飛び出してきた観客の一人が急接近。ナダルとの自撮りショットを撮ろうと試みる。

 その人物が側にいたカメラマンに引きはがされると、続いて大きなサイン用のテニスボールを抱えたファンがナダルに詰め寄り、ボールをナダルの顔に押し付けるようにしてサインを要求。これに対し不快そうな反応を見せたナダルだったが、最終的にはサインに応じていた。
 
 この一連のシーンはツイッターなどで拡散され、テニスファンからは「教育と敬意の欠如だ」「これはやりすぎだろ!」「ラファを見たら興奮するのは普通だが、あの態度は普通じゃない」といった批判的な声が多く寄せられた。

 また、「運営は何をしていたんだ? ラファの側には6人の警備員がいるのに、コートの周囲には一人もいないじゃないか。非常に杜撰な警備体制だ」と、大会側の警備体制に疑問を呈する反応も見られた。

 今回は何事もなく終えることができたが、一歩間違えれば命の危険もあっただろう。ナダルはこの後も、コロンビアやメキシコといった国々でエキジビジョンマッチを行う予定だ。この出来事を参考に、今後の会場では少しでも安全な体制を整えてほしい。

構成●スマッシュ編集部
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