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国内テニス

綿貫陽介が四日市チャレンジャーを制し2週連続優勝「最高の1年の締めくくり」<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.11.27

終始、攻めの姿勢を貫いた綿貫。来シーズンもさらなる活躍に期待だ。(C)Getty Images

終始、攻めの姿勢を貫いた綿貫。来シーズンもさらなる活躍に期待だ。(C)Getty Images

 男子テニスの国際大会「四日市チャレンジャー」(11月21日~27日/四日市市・四日市テニスセンター/ハードコート/ATPチャレンジャー)は、現地11月27日にシングルス決勝を実施。第3シードの綿貫陽介(世界ランク173位)がフデリコ・フェレイラ・シルバ(ポルトガル/同244位)を6-2、6-2のストレートで破り、同大会初の優勝を飾った。

 前週の「兵庫ノア・チャレンジャー」(神戸市・ブルボンビーンズドーム/インドアハード/ATPチャレンジャー)でも優勝を飾っている綿貫。今大会もその勢いのまま勝ち進み、準決勝では、第2シードのジェームズ・ダックワース(オーストラリア/同172位)7-6(3)、6-3をストレートで下して決勝へ駒を進めていた。

 対するノーシードのフェレイラ・シルバは、準決勝で第1シードの内田海智(富士薬品/同165位)に6-2、6-2のストレートで勝利。前週大会の決勝でも対戦しており、その時は綿貫が6-7(3)、7-5、6-4のフルセットで勝利を収めている。
 
 出だしの第1ゲームでいきなりブレークするなど、序盤から攻めの姿勢を見せ続けていた綿貫は、その後も2度のブレークに成功。浮いた球があれば、前に入ってポイントをものにし、6―2で第1セットを先取する。

 続く第2セットも第1ゲームでブレークに成功した綿貫は、リターンゲームでも積極的にポイントを仕掛け、ゲームカウント2-2から圧巻の4ゲーム連取。1時間20分で試合に決着をつけ、2週連続優勝を飾った。

 試合後には、自身のインスタグラムを更新し、「最高の1年の締めくくりを最高のチームと」と文面に記述。兄であり、ツアーコーチとしても帯同している敬介さんを含め、チームメンバーと撮影した記念写真を投稿し、喜びを露わにした。

 なお、綿貫は、来月開催される「湘南美容クリニック Presents SBCドリームテニスツアー」(12月10日、11日/東京・有明テニスの森/ハードコート)にワイルドカード(主催者推薦)で出場を予定している。

◆男子シングルス決勝の結果
綿貫陽介(フリー)[7] 6-2 6-2 フデリコ・フェレイラ・シルバ(ポルトガル)
※[ ]内の数字はシード

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】若手の星・綿貫陽介のサービス、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』
 
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