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国内テニス

「簡単だと思っていたことができない」綿貫陽介と望月慎太郎のチグハグトーク。オフの日の過ごし方をアドバイス<SMASH>

赤松恵珠子(スマッシュ編集部)

2022.01.23

プロ1年目の18歳、望月慎太郎(左)と、5歳先輩の綿貫陽介(右)が笑いながら、たまに真剣にトーク。写真:徳原隆元

プロ1年目の18歳、望月慎太郎(左)と、5歳先輩の綿貫陽介(右)が笑いながら、たまに真剣にトーク。写真:徳原隆元

 未来の日本テニス界を背負う綿貫陽介と望月慎太郎。5歳違いの2人は、チグハグそうに見えて何だか仲がいい。この2人に、自身のプレーについて、お互いへの質問やアドバイスを聞いた。

 得意ショットを訪ねると、望月が「バックハンド」と即答。そのショットを打つ時に意識していることは、「試合中に考えてもダメだと思っているので、入ると思って打って、信じること。ミスしたか入ったかということは気にしていません。ミスしても次は入るだろうという気持ちです」と、メンタル重視の独特な答えを披露する。

 一方、「フォアのカウンター系が得意」と言う綿貫は、「得意なショットを打つ時は、『打ってやろう!』と意気込むと空回りしがちなので、平常心で。得意なショットこそ、雑にならないように慎重に打とうと思っています」。この2人の気持ちの持ちようは、一般プレーヤーにも参考になるだろう。
 
 2人のフットワークを支えるアシックスのシューズについて聞くと、『SOLUTION SPEED FF 2』を履いている綿貫は、「軽いシューズを選びました。絶対に速く走りたいし、長く走り続けることにもなります。少し重いだけでも疲れに直結するので、軽くて長持ちするシューズはありがたいです。海外に行くと身長が低い方になるので走り回らないといけません。それを支えてくれるシューズです」としっかりとした返答。

 それを聞いた望月は、「はあ~。説明うまいですね」と感心して、『GEL-RESOLUTION 8』について「最高のシューズです! 動きやすかったです。切り返しがうまくできました」と頑張って感想をまとめた。

 プロ1年生となる望月から綿貫への質問は、「オフの日、テニスをしていない時間をどう過ごしているんですか?」というもの。

 綿貫は、「ジュニアの頃は、毎日テニスだからね。僕もこの1、2年でオフをどう取るかを考えるようになった」と、その質問をする気持ちがわかる様子。意外にプロ1年生にとっては、突然時間ができて迷う部分なのかもしれない。
 
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