今回のテーマは「インドアコート用テニスシューズ」です。最近はインドアスクールが増え、レッスン生に専用シューズが薦められています。そんなインドア専用シューズって、どこがどう違うのでしょう?
ひと口にインドア用と言っても、使用されるサーフェスには幾つもの種類があり、一緒くたにしてはいけません。
テニスがインドアで行なわれるようになったのは、プロの大会が開催されるようになってから。天候に左右されず、観客席も備える大きな体育館が利用され、開催時には板張りあるいはコンクリート床の上に特別なサーフェスが貼られます。プロ大会で多く使用されるのは樹脂製積層シートで、コンクリート床の上でも適度なクッション性があり、敷設も容易で、世界中のインドア大会で使われています。
その後、海外テニスキャンプや一般クラブでも、屋内コートが作られるようになり、あらゆるサーフェスが敷設されます。ハード、人工芝、砂入り人工芝、カーペットと、多彩な種類がありますが、日本で最も多いのが「カーペットコート」です。
テニスシューズの「インドア用」というのは、このカーペットコート専用の意味で、「屋内用全般」を意味するものではありませんからご注意ください。
カーペットコートは、とにかく敷設コストがリーズナブルで、特別なメンテナンスが不要なのも便利なため、全国のインドアスクールで多用されています。ハードや砂入り人工芝では、屋外/屋内に関係なく適応シューズを履くべきですが、カーペットコートでもできるだけ専用シューズを履くことを勧めます。
日本で発売されている砂入り人工芝用シューズのアウトソールは、砂の中に隠れている人工芝に食い込むように、スタッドがズラッと配置されているものが多いですね。もしこれをカーペットコートで履いたら、強く踏み込んだ瞬間に、スタッドがカーペットに引っかかって急激にブレーキがかかりすぎ、転倒や捻挫の危険が増大します。
また、いわゆるオールラウンド用は、ハードコート向きに設計された「溝が浅く粗いパターン」と、砂入り人工芝でもまずまずグリップしてくれる「溝が深めで細かい」ものとに分かれます。ハード向きのものならばカーペットでも何とか使えますが、溝が深くて細かいパターンはグリップしすぎて危険です。
ひと口にインドア用と言っても、使用されるサーフェスには幾つもの種類があり、一緒くたにしてはいけません。
テニスがインドアで行なわれるようになったのは、プロの大会が開催されるようになってから。天候に左右されず、観客席も備える大きな体育館が利用され、開催時には板張りあるいはコンクリート床の上に特別なサーフェスが貼られます。プロ大会で多く使用されるのは樹脂製積層シートで、コンクリート床の上でも適度なクッション性があり、敷設も容易で、世界中のインドア大会で使われています。
その後、海外テニスキャンプや一般クラブでも、屋内コートが作られるようになり、あらゆるサーフェスが敷設されます。ハード、人工芝、砂入り人工芝、カーペットと、多彩な種類がありますが、日本で最も多いのが「カーペットコート」です。
テニスシューズの「インドア用」というのは、このカーペットコート専用の意味で、「屋内用全般」を意味するものではありませんからご注意ください。
カーペットコートは、とにかく敷設コストがリーズナブルで、特別なメンテナンスが不要なのも便利なため、全国のインドアスクールで多用されています。ハードや砂入り人工芝では、屋外/屋内に関係なく適応シューズを履くべきですが、カーペットコートでもできるだけ専用シューズを履くことを勧めます。
日本で発売されている砂入り人工芝用シューズのアウトソールは、砂の中に隠れている人工芝に食い込むように、スタッドがズラッと配置されているものが多いですね。もしこれをカーペットコートで履いたら、強く踏み込んだ瞬間に、スタッドがカーペットに引っかかって急激にブレーキがかかりすぎ、転倒や捻挫の危険が増大します。
また、いわゆるオールラウンド用は、ハードコート向きに設計された「溝が浅く粗いパターン」と、砂入り人工芝でもまずまずグリップしてくれる「溝が深めで細かい」ものとに分かれます。ハード向きのものならばカーペットでも何とか使えますが、溝が深くて細かいパターンはグリップしすぎて危険です。