1月22日に行なわれた全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)の4回戦で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/1位)が、第22シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン/25位)と対決。4-6、4-6で敗れ、ベスト8進出を逃した。
シフィオンテクは、昨年2月から7月にかけて公式戦37連勝を記録し、2000年以降で女子テニス史上最多勝利を成し遂げた。そして、2度のグランドスラム(全仏と全米)を制覇するなど、女子テニス界で圧倒的な強さを見せていた。今大会も優勝候補の筆頭として、全豪オープンに臨んだが、まさかの4回戦敗退となってしまった。
この結果に対し、シフィオンテクの同胞の先輩であるアグニエスカ・ラドワンスカ氏(ポーランド/元世界ランク2位)は、スポーツ専門メディア『EUROSPORT』でシフィオンテクの今シーズンについて「2022年の活躍に匹敵するような活躍をするのは難しいかもしれない」と私見を述べた。
「彼女は、昨年からのプレッシャーで本当にタフなシーズンになると思う。彼女は毎週、すべて(昨年、大会で得たポイント)を守っているから、それはとても大変なこと。それに、世界1位であるが故に、誰もが彼女を倒したいと思うので(プレーをするのは)簡単なことじゃない」
また、シフィオンテクがプレッシャーに耐えられるようになれば、素晴らしいシーズンとなるだろうとラドワンスカ氏は付け加えた。
「彼女がプレッシャーにどう対処するか、それが大きな鍵になる。昨年のウインブルドンを制したルバキナに負けたばかりだし、彼女は今年も素晴らしい活躍をすると思う。
ルバキナは試合の最初から最後までしっかりしたテニスを続けていた。シーズンはまだ終わっていないので、まだまだ頑張れると思う」と語った。
昨年の4月に世界ランク1位となり、女王の座を維持しているシフィオンテクだが、追われる立場となったプレッシャーとどう向き合ってプレーをしていくのか。今後も彼女の活躍に目が離せない。
なお、シフィオンテクに勝利したルバキナは1月24日に行なわれた準々決勝で第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア/17位)を6-2、6-4で下し自身初の全豪ベスト4に進出となった。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】全豪オープン2023で熱戦を繰り広げるシフィオンテクら女子選手たちの厳選写真!
シフィオンテクは、昨年2月から7月にかけて公式戦37連勝を記録し、2000年以降で女子テニス史上最多勝利を成し遂げた。そして、2度のグランドスラム(全仏と全米)を制覇するなど、女子テニス界で圧倒的な強さを見せていた。今大会も優勝候補の筆頭として、全豪オープンに臨んだが、まさかの4回戦敗退となってしまった。
この結果に対し、シフィオンテクの同胞の先輩であるアグニエスカ・ラドワンスカ氏(ポーランド/元世界ランク2位)は、スポーツ専門メディア『EUROSPORT』でシフィオンテクの今シーズンについて「2022年の活躍に匹敵するような活躍をするのは難しいかもしれない」と私見を述べた。
「彼女は、昨年からのプレッシャーで本当にタフなシーズンになると思う。彼女は毎週、すべて(昨年、大会で得たポイント)を守っているから、それはとても大変なこと。それに、世界1位であるが故に、誰もが彼女を倒したいと思うので(プレーをするのは)簡単なことじゃない」
また、シフィオンテクがプレッシャーに耐えられるようになれば、素晴らしいシーズンとなるだろうとラドワンスカ氏は付け加えた。
「彼女がプレッシャーにどう対処するか、それが大きな鍵になる。昨年のウインブルドンを制したルバキナに負けたばかりだし、彼女は今年も素晴らしい活躍をすると思う。
ルバキナは試合の最初から最後までしっかりしたテニスを続けていた。シーズンはまだ終わっていないので、まだまだ頑張れると思う」と語った。
昨年の4月に世界ランク1位となり、女王の座を維持しているシフィオンテクだが、追われる立場となったプレッシャーとどう向き合ってプレーをしていくのか。今後も彼女の活躍に目が離せない。
なお、シフィオンテクに勝利したルバキナは1月24日に行なわれた準々決勝で第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア/17位)を6-2、6-4で下し自身初の全豪ベスト4に進出となった。
構成●スマッシュ編集部
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