今年1月のテニス四大大会「全豪オープン」の2回戦で左股関節を負傷し、現在もツアーからの離脱が続いている男子テニス元世界王者のラファエル・ナダル(スペイン/現世界ランク15位/36歳)。
現時点ではクレーコートシーズンでの復帰を予定しているが、現在開催中の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(4月9日~16日/モナコ:モンテカルロ/ATP1000)については、回復が間に合わなかったことを理由に出場を辞退した。
すでに来週母国で開催される「バルセロナ・オープン」(4月17日~23日/スペイン・バルセロナ/クレーコート)についても出場は難しいとの見方が示されている。
これはスペイン紙『AS』のスポーツ部門編集長を務めるナチョ・アルバラン氏が先日同メディアで語ったもので、ナダルの側近と話したところ「バルセロナ大会への出場は、今のところ事実上不可能であるとのことだった」とコメントしたという。
なお、バルセロナ・オープンのトーナメントディレクターを務める男子元世界3位のダビド・フェレール氏(スペイン/41歳)によると、現状ナダルはまだ同大会の欠場を正式には発表しておらず、現地4月14日に行なうコート練習の終了後に出場可否を決定する見込みだという。
ナダルがモンテカルロ・マスターズの欠場を発表した際に自身のSNSで綴った「まだ最高のレベルで戦うための準備ができていない」という言葉から察すれば、予想以上に回復に時間がかかっているのかもしれない。
願わくは過去12度もの優勝を経験しているバルセロナで華やかなカムバックを遂げる姿を見せてもらいたいところだが……。とにかく今はナダルらしく辛抱強く調整を続けてほしい。
文●中村光佑
【画像】2022全仏オープン優勝のナダルほか、赤土で活躍した男子選手たちの厳選写真
現時点ではクレーコートシーズンでの復帰を予定しているが、現在開催中の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(4月9日~16日/モナコ:モンテカルロ/ATP1000)については、回復が間に合わなかったことを理由に出場を辞退した。
すでに来週母国で開催される「バルセロナ・オープン」(4月17日~23日/スペイン・バルセロナ/クレーコート)についても出場は難しいとの見方が示されている。
これはスペイン紙『AS』のスポーツ部門編集長を務めるナチョ・アルバラン氏が先日同メディアで語ったもので、ナダルの側近と話したところ「バルセロナ大会への出場は、今のところ事実上不可能であるとのことだった」とコメントしたという。
なお、バルセロナ・オープンのトーナメントディレクターを務める男子元世界3位のダビド・フェレール氏(スペイン/41歳)によると、現状ナダルはまだ同大会の欠場を正式には発表しておらず、現地4月14日に行なうコート練習の終了後に出場可否を決定する見込みだという。
ナダルがモンテカルロ・マスターズの欠場を発表した際に自身のSNSで綴った「まだ最高のレベルで戦うための準備ができていない」という言葉から察すれば、予想以上に回復に時間がかかっているのかもしれない。
願わくは過去12度もの優勝を経験しているバルセロナで華やかなカムバックを遂げる姿を見せてもらいたいところだが……。とにかく今はナダルらしく辛抱強く調整を続けてほしい。
文●中村光佑
【画像】2022全仏オープン優勝のナダルほか、赤土で活躍した男子選手たちの厳選写真