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海外テニス

「スポーツマンシップに反する振る舞いだ!」ジョコビッチがラケットを破壊した“ブチギレ行動”が波紋!「ガキかよ」

THE DIGEST編集部

2023.07.17

大事な最終セットで先にブレークを許してしまったジョコビッチ。(C)Getty Images

大事な最終セットで先にブレークを許してしまったジョコビッチ。(C)Getty Images

 ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク2位)は、20歳の新鋭に屈辱を味わったようで、ブレークされた後、怒りを爆発させラケットをポールに向かって投げつけた。

 現地7月16日、テニス四大大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/芝コート)男子シングルス決勝で大会4連覇中のジョコビッチはカルロス・アルカラス(スペイン/同1位)と激突。4時間42分にも及ぶ大激闘の末に6‐1、6‐7、1‐6、6‐3、4‐6で敗れた。

【画像】怒りが頂点に達する!ジョコビッチがラケットを破壊する瞬間

 試合後もなおSNSではジョコビッチの“ブチギレた行動”が波紋を呼んでいる。勝負の行方を握るファイナルセット。序盤から両者の意地がぶつかり合ったが、第3ゲームで先にブレークを奪ったのはアルカラスだ。これにジョコビッチは感情を爆発。自身のラケットを木製のポールに勢いよく叩きつけ、使い物にならないほど曲げてしまったのだ。その後、ジョコビッチはブレークを返せず世界ランク1位にタイトル獲得を阻まれた。

 これには英タブロイド紙『Daily Mail』は、「セルビア人のジョコビッチは20歳のスペイン人スターにリードされ、試合中に苛立ちを見せた」と伝えたうえで、「彼の怒りにセンターコートでは大ブーイングが起きた」と騒然となった会場の様子も綴っている。
 
 ネットでも同行為を受け入れられないファンで溢れている。「奴は感情的すぎる」「ガキかよ」「スポーツマンシップに反する振る舞いだ」「(ラファエル・)ナダルはこんなことしない」「うんざりだ」「プロ意識に欠ける」などと怒りの声が寄せられた。

 一方、元テニスプレーヤーであり現在は解説者として活躍するアンドリュー・キャッスル氏は、悲痛な思いのジョコビッチを代弁。「僕は理解できる。彼は第5セットでサーブを失ったばかりなのだからね」と英公共放送局『BBC』で語っていた。

構成●THE DIGEST編集部

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