現在開催中の男子テニスツアー「ノルデア・オープン」(7月17日~23日/スウェーデン・バスタッド/クレーコート/ATP250)は現地7月18日にシングルス1回戦を実施。20歳のレオ・ボルグ(スウェーデン/世界ランク437位)が同郷のエリアス・イーマー(同166位)を7-6(5)、6-3で下し、記念すべきツアー本戦初勝利を飾った。
四大大会11勝を誇る男子テニス界のレジェンド、ビヨン・ボルグ氏(元世界1位/67歳)の息子であるレオは、2020年にイタリア・ベルガモで行なわれたチャレンジャー大会(下部大会)でプロデビュー。ここ最近は主にITFの下部ツアーやチャレンジャーを回っていたが、今週は母国開催のノルデア・オープンに本戦ワイルドカード(主催者推薦)での出場が叶った。
1回戦でイーマーとの同胞対決に臨んだレオは第1セットのタイブレークを接戦の末に制すと、第2セットでは第1ゲームから3ゲームを連取して主導権を確保。そのままリードを守り切ってストレートで勝利を収めた。
過去2回出場したツアー本戦ではいずれも敗れていたレオ。それどころかチャレンジャーレベルでも本戦ではキャリア0勝13敗と勝ち星がなく、苦戦が続いていた。試合後のインタビューで20歳の新鋭は、諦めずに懸命な努力を重ねてきたことが今回の勝利につながったと喜びを表した。
「何年もこのために頑張ってきたし、今日は結果を出すことができた。今日の自分のプレーにはとても満足しているし、メンタルも強く保てていたと思う。エリアス(イーマー)とはいい関係だし、全体的にいいテニスだったよ」
勝利したレオは2回戦で世界113位のフェデリコ・コリア(アルゼンチン)と対戦する。この勢いのまま次戦も勝利を期待したい。
文●中村光佑
【連続写真】父ビヨン・ボルグの鉄壁のストローク! 伝説の王者たちの希少な分解写真集
四大大会11勝を誇る男子テニス界のレジェンド、ビヨン・ボルグ氏(元世界1位/67歳)の息子であるレオは、2020年にイタリア・ベルガモで行なわれたチャレンジャー大会(下部大会)でプロデビュー。ここ最近は主にITFの下部ツアーやチャレンジャーを回っていたが、今週は母国開催のノルデア・オープンに本戦ワイルドカード(主催者推薦)での出場が叶った。
1回戦でイーマーとの同胞対決に臨んだレオは第1セットのタイブレークを接戦の末に制すと、第2セットでは第1ゲームから3ゲームを連取して主導権を確保。そのままリードを守り切ってストレートで勝利を収めた。
過去2回出場したツアー本戦ではいずれも敗れていたレオ。それどころかチャレンジャーレベルでも本戦ではキャリア0勝13敗と勝ち星がなく、苦戦が続いていた。試合後のインタビューで20歳の新鋭は、諦めずに懸命な努力を重ねてきたことが今回の勝利につながったと喜びを表した。
「何年もこのために頑張ってきたし、今日は結果を出すことができた。今日の自分のプレーにはとても満足しているし、メンタルも強く保てていたと思う。エリアス(イーマー)とはいい関係だし、全体的にいいテニスだったよ」
勝利したレオは2回戦で世界113位のフェデリコ・コリア(アルゼンチン)と対戦する。この勢いのまま次戦も勝利を期待したい。
文●中村光佑
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