多くのテニスファンに親しまれてきた「ジャパンオープン」が新たな冠スポンサーを付け、「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス 2023」という名称で今秋男女別で開催されるが、その女子大会(9月11日~17日/大阪・ITC靭テニスセンター/WTA250)の出場予定選手リストが発表された。
注目は日本女子選手として唯一メインドローに名を連ねる日比野菜緒(世界ランキング81位)。7月下旬から8月初旬にかけて開催された「プラハ・オープン」(チェコ・プラハ/WTA250)にラッキールーザー(予選敗者が繰り上がる措置)で本戦入りを果たすと、そこから怒涛の快進撃を演じて実に4年ぶりのツアー優勝を果たしたヒロインである。
しかも日比野は8月7日の同大会最終日にシングルスの準決勝と決勝に加え、ダブルスの決勝も戦うという超ハードスケジュールにも関わらず、単複2冠という大仕事をやってのけたのである。今回の木下グループジャパンオープンは、そんな日比野の凱旋試合ともいえるだろう。
その他のランキング上位選手にはレシア・ツレンコ(ウクライナ/同42位)を筆頭に、今年2月のタイ・オープンで自身初のツアー優勝を果たしたズー・リン(中国/同47位)、同4月のコロンビアでキャリア3勝目を挙げたタジアナ・マリア(ドイツ/58位)、さらに6月の全仏オープンのダブルスで準優勝している中国期待の21歳ワン・シンユ(同57位/ダブルス28位)ほかが名を連ねる。
女子大会はシングルス本戦32ドロー(予選24ドロー)とダブルス本戦16ドローで実施。また大会中は並行してジャパンオープンでは初めて「女子車いすテニスの部」(9月15日~17日/大阪・ITC靭テニスセンター/ITFグループ2)も行なわれる。
日本テニス協会の山西健一郎会長は「ATP500のジャパンオープン(男子)の経験とノウハウを女子の大会にも共有し、相乗効果で一層の活性化を図りたいという、私たちの夢が一歩現実に近づいた」と語る。
なお、男子の「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス 2023」(ATP500)は、女子大会の約1カ月後となる10月16日~22日にかけて、場所を東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園に移して開催される。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】昨年のジャパンオープン、熱戦スナップ集
注目は日本女子選手として唯一メインドローに名を連ねる日比野菜緒(世界ランキング81位)。7月下旬から8月初旬にかけて開催された「プラハ・オープン」(チェコ・プラハ/WTA250)にラッキールーザー(予選敗者が繰り上がる措置)で本戦入りを果たすと、そこから怒涛の快進撃を演じて実に4年ぶりのツアー優勝を果たしたヒロインである。
しかも日比野は8月7日の同大会最終日にシングルスの準決勝と決勝に加え、ダブルスの決勝も戦うという超ハードスケジュールにも関わらず、単複2冠という大仕事をやってのけたのである。今回の木下グループジャパンオープンは、そんな日比野の凱旋試合ともいえるだろう。
その他のランキング上位選手にはレシア・ツレンコ(ウクライナ/同42位)を筆頭に、今年2月のタイ・オープンで自身初のツアー優勝を果たしたズー・リン(中国/同47位)、同4月のコロンビアでキャリア3勝目を挙げたタジアナ・マリア(ドイツ/58位)、さらに6月の全仏オープンのダブルスで準優勝している中国期待の21歳ワン・シンユ(同57位/ダブルス28位)ほかが名を連ねる。
女子大会はシングルス本戦32ドロー(予選24ドロー)とダブルス本戦16ドローで実施。また大会中は並行してジャパンオープンでは初めて「女子車いすテニスの部」(9月15日~17日/大阪・ITC靭テニスセンター/ITFグループ2)も行なわれる。
日本テニス協会の山西健一郎会長は「ATP500のジャパンオープン(男子)の経験とノウハウを女子の大会にも共有し、相乗効果で一層の活性化を図りたいという、私たちの夢が一歩現実に近づいた」と語る。
なお、男子の「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス 2023」(ATP500)は、女子大会の約1カ月後となる10月16日~22日にかけて、場所を東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園に移して開催される。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】昨年のジャパンオープン、熱戦スナップ集