男子テニス元世界ランク3位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/現19位/32歳)が、9月27日にATP(男子プロテニス協会)が公式X(旧ツイッター/@atptour)で公開したインタビュー動画に登場。「自分だけの完璧な選手を作り上げるとしたら?」という質問に答え、バックハンド部門に元世界4位の錦織圭(現353位/33歳)を選出した。
ほぼ同年代のライバルとして切磋琢磨し、ツアーでも計6度対戦して1勝5敗と負け越している錦織のバックハンドを選んだ理由について、ディミトロフは次のように説明している。
「僕は彼のバックハンドが大好きなんだ。彼はそのショットを使って本当にどんなことでもできる。クロス、ロブやダウンザライン、パッシングショット、さらには軌道を高くしたり、中に入って早いタイミングで捉えたりと、何でもね」
自身と同じ片手バックを得意とする選手を選ばなかったのは少々意外だが、これをチェックした一部の日本人のファンからは喜びの声が上がっている。「グリゴールのチョイスに錦織が入ってるのがうれしい」「バックハンドに圭くんを選んでくれてありがとう」「ディミトロフが錦織のバックハンドをベタ褒めでうれしい」といったコメントが寄せられた。
なおディミトロフはスライス部門に自身を選出。その他の要素でピックアップしたプレーヤー(元選手も含む)は以下の通りとなっている。
・サービス:ニック・キリオス(オーストラリア/元13位/現469位)
・フォアハンド:ロジャー・フェデラー(スイス/元1位)
・リターン:ノバク・ジョコビッチ(セルビア/現1位)
・ネットプレー:ステファン・エドバーグ(スウェーデン/元1位)、パトリック・ラフター(オーストラリア/元1位)
・スピード:ニコライ・ダビデンコ(ロシア/元3位)
・メンタルの強さ:ラファエル・ナダル(スペイン/元1位/現240位)
・闘争心:レイトン・ヒューイット(オーストラリア/元1位)
・勝利祝福時のジェスチャーのユニークさ:ミハイル・ヨーズニー(ロシア/元8位)
確かにこれだけの選手やレジェンドたちの持ち味を組み合わせれば、完璧なプレーヤーを作り出せるのは間違いないだろう。他の現役選手たちの回答もぜひ聞いてみたいものだ。
文●中村光佑
【動画】「完璧な選手」を選出するディミトロフのインタビューと各選手のプレー映像
【連続写真】ディミトロフが最高のバックハンドに選出した錦織圭。得意とするジャックナイフの分解PHOTO
【連続写真】ディミトロフが最高のネットプレーヤーに選んだエドバーグのバックボレー
ほぼ同年代のライバルとして切磋琢磨し、ツアーでも計6度対戦して1勝5敗と負け越している錦織のバックハンドを選んだ理由について、ディミトロフは次のように説明している。
「僕は彼のバックハンドが大好きなんだ。彼はそのショットを使って本当にどんなことでもできる。クロス、ロブやダウンザライン、パッシングショット、さらには軌道を高くしたり、中に入って早いタイミングで捉えたりと、何でもね」
自身と同じ片手バックを得意とする選手を選ばなかったのは少々意外だが、これをチェックした一部の日本人のファンからは喜びの声が上がっている。「グリゴールのチョイスに錦織が入ってるのがうれしい」「バックハンドに圭くんを選んでくれてありがとう」「ディミトロフが錦織のバックハンドをベタ褒めでうれしい」といったコメントが寄せられた。
なおディミトロフはスライス部門に自身を選出。その他の要素でピックアップしたプレーヤー(元選手も含む)は以下の通りとなっている。
・サービス:ニック・キリオス(オーストラリア/元13位/現469位)
・フォアハンド:ロジャー・フェデラー(スイス/元1位)
・リターン:ノバク・ジョコビッチ(セルビア/現1位)
・ネットプレー:ステファン・エドバーグ(スウェーデン/元1位)、パトリック・ラフター(オーストラリア/元1位)
・スピード:ニコライ・ダビデンコ(ロシア/元3位)
・メンタルの強さ:ラファエル・ナダル(スペイン/元1位/現240位)
・闘争心:レイトン・ヒューイット(オーストラリア/元1位)
・勝利祝福時のジェスチャーのユニークさ:ミハイル・ヨーズニー(ロシア/元8位)
確かにこれだけの選手やレジェンドたちの持ち味を組み合わせれば、完璧なプレーヤーを作り出せるのは間違いないだろう。他の現役選手たちの回答もぜひ聞いてみたいものだ。
文●中村光佑
【動画】「完璧な選手」を選出するディミトロフのインタビューと各選手のプレー映像
【連続写真】ディミトロフが最高のバックハンドに選出した錦織圭。得意とするジャックナイフの分解PHOTO
【連続写真】ディミトロフが最高のネットプレーヤーに選んだエドバーグのバックボレー