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海外テニス

「まるで天国にいるみたいだった」ビヨンセとの対面に大興奮!大坂なおみが世界の歌姫にかけられた言葉は?

誉田優

2020.01.07

ブリスベンでの開幕戦を前に、会見で笑顔を見せる大坂。(C)Getty Images

ブリスベンでの開幕戦を前に、会見で笑顔を見せる大坂。(C)Getty Images

 大坂なおみが、また1つ夢を叶えた。

 新たなコーチとしてウィム・フィセッテを迎えた全豪チャンピオンは、2020年シーズン開幕戦を前にWTAの公式サイトで、リフレッシュになった出来事があると明かした。憧れのビヨンセと会えたというのだ。ビヨンセは言わずと知れた、世界の音楽のトップシーンを走り続けている歌手である。

 ニューヨークでビヨンセと、その夫のラッパー、ジェイ・Zに会った大坂は、「彼女は高級な香りがして、美しい上に優しく、ハグをしてくれた。まるで天国にいるみたいだった」と振り返る。全米オープン敗退による憂鬱な気持ちを引きずっていたが、ビヨンセの「あなたを誇りに思う」という言葉で、テニスプレーヤーの影響力を知ることができ、とても大切な時間を過ごせたそうだ。

 また、同インタビューでは、「こんなに長い休暇を取ったことはなかったけど、肩が疲れ切っていたため、必要な期間だった」と昨年の11月から試合を離れていた理由を告白。昨年8月の全米オープンまでは毎日5時間のトレーニングを欠かさなかったそうで、「ポジティブなエネルギーと、クリーンなメンタルを持つことはとても大切だから、今回のオフシーズンではずっと、そうなれることだけをしていた」と心身ともにリフレッシュできたと笑顔を見せた。
 
 実際にプレー面を見ても調子を取り戻しており、今季開幕戦のブリスベン国際では、1月7日の初戦で24歳のマリア・サッカリを制して、勝ち星を得た。「第2セットのタイブレークでは心に焦りが生じていたけど、落ち着いて、ポジティブでいることを心掛けた」とは大坂の弁。今年も、ますますの活躍が期待される。

文●誉田優
フリーライター。早稲田大学スポーツ科学部卒業。
Twitter:yu__honda/Instagram:yu__honda
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