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海外テニス

大谷翔平のスキャンダルを“笑いながら”紹介した元テニス女王に非難殺到!「祝いの場で言うことじゃない」「ジョークなら何を言っても許されるの?」

THE DIGEST編集部

2024.07.12

大谷の騒動を引き合いに出したウィリアムズ。(C)Getty Images

大谷の騒動を引き合いに出したウィリアムズ。(C)Getty Images

 米スポーツ専門局『ESPN』は7月11日、年間表彰「ESPY賞」の表彰式を開催。司会として女子テニス選手のセリーナ・ウィリアムズが登壇し、「MLBベストプレイヤー賞」を4年連続で獲得したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の元通訳、水原一平氏のスキャンダルを用いて男女の賃金格差に言及したことに批判が集まっている。

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 ウィリアムズはスピーチの中で「今年最もクレイジーなスポーツ界の出来事」として、大谷のスキャンダルを紹介。「彼は通訳に16ミリオンドルを盗まれたのにもかかわらず気づかなかった。男性アスリートは女性アスリートより多くの給料をもらっているためだ。私なら気づく」と笑いながらジョークを放ち、男女の賃金格差を批判した。

 この映像に対してはSNS上で「賃金差別があってはならないのは確かだ」という意見がある一方で、
「プロスポーツなんだから格差があるのは当たり前」
「少なからず自分も差別されてきただろうに失礼すぎる。祝いの場で言うことじゃない」
「セレーナが大谷さんのことこんな風に紹介してるのは本当に悲しい」
「ジョークと言えば何言っても許されるの?」
「男性アスリートというか大谷だけだからなあ...」
という批判的なコメントが多くを占めた。

 ウィリアムズはかつて世界一年収の高い女性アスリートとなったこともあり、経済誌『Forbes』によれば、2020年には年収3600万ドル(当時約38億円/うち3200万ドルはスポンサー契約によるもの)に到達、男子選手を含めたテニス界全体で考えてもほとんどの選手より稼いでいる。

 男女の賃金格差への言及が目的だったとはいえ、今回のスピーチが表彰の場に相応しいものだったのかについては大きな疑問符が付いている。

構成●THE DIGEST編集部

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