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テニス元世界1位のベッカーが3度目の結婚!お相手はサントメ・プリンシペ元国防大臣の娘で33歳のリリアンさん<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.09.20

テニス界のレジェンド、ベッカー氏が2022年に収監された当時から支え続けてくれたリリアンさんと結婚した(写真は今月19日のレーバーカップ2024・レセプション出席時の2人)。(C)Getty Images

 男子テニス元世界ランク1位のボリス・ベッカー(56歳/ドイツ)が、イタリアの高級リゾート地ポルトフィーノで結婚式を挙げ、自身のインスタグラムで報告した。

 3度目となる結婚のお相手は、アフリカの島国サントメ・プリンシペ出身の政治リスクアナリスト、リリアン・デ・カルバリョ・モンテイロ(33歳)さんだ。

 ベッカーは、『この特別な日を一緒に祝ってくれたみんなに感謝いたします。モンテイロ=ベッカー家を紹介させてください』というメッセージとともに、ウェディングドレスとベールを身にまとった新婦と白いタキシードジャケットの自身の写真などを投稿している。

 現役時代、強烈なサービスを武器にしたレジェンドは、1985年のウインブルドンで史上最年少(17歳7カ月)優勝をはじめ、四大大会通算6勝を挙げ、ドイツ・テニス界の黄金時代を牽引した。

 一方プライベートでは、1993年にバーバラ・フェルタスさんと結婚し、2人の息子ノアとエリアスを授かったが、2001年に離婚。その後、ロシア人モデルのアンジェラ・エルマコワとの間に婚外子の娘をもうけ、2010年にはオランダ出身のモデル、リリー・カーゼンバーグと再婚。息子アマデウスが誕生した後、2018年に再び離婚と、波乱万丈な月日を過ごしていた。
 
 そんなベッカーの人生が暗闇に包まれたのは2022年のことだ。自身の破産詐欺事件の裁判で資産隠しが発覚。禁固2年半の実刑判決を受けて4月に収監されると、ロンドン郊外の刑務所で8カ月間も服役していた。

 苦境に陥ったベッカーを裁判中から支え続けたのが、新たな伴侶となったリリアンさんだった。2021年にプロポーズされていたものの、当然ながら結婚式は流れた。それでもつらい時期をともに乗り越え、2人は今年2月に婚約し、ようやく挙式を迎えたのだった。

 ちなみに、リリアンさんはサントメ・プリンシペ民主共和国の元国防大臣ヴィクトル・モンテイロ氏の娘で、アフリカ研究修士など3つの学位を持ち、ドイツ語など5つの言語を話すという。

 なお、2022年末に服役を終えたベッカーはイギリスから強制送還されており、英メディア『BBC』のウインブルドン解説者への復帰はならなかった。しかし、今夏は『スカイ・イタリア』で同大会の解説を担当している。

構成●スマッシュ編集部

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