海外テニス

守屋宏紀と奈良くるみが予選1回戦に勝利! 他の試合は翌日に順延【全豪オープン予選・第2日】

スマッシュ編集部

2020.01.15

守屋宏紀(写真左)と、奈良くるみ(写真右)が1回戦を突破した。写真:金子拓弥(左/19年慶応CH)/茂木あきら(右19年全仏)(THE DIGEST写真部)

 テニスのグランドスラム、オーストラリアンオープン(全豪オープン)は、昨日から予選が開幕。1月15日(水)は予選1回戦が行なわれた。

 オーストラリアの森林火災の影響で空気の状態が悪く、今日の練習は11時まで開始されず、試合開始も13時まで延期された。日本人選手で試合が最後までできたのは2人。

 現在216位の守屋宏紀(北日本物産)は、249位のノア・ルビン(アメリカ)と対戦。29歳とベテランの域に入ってきた守屋は、23歳のルビンに対して、7-6(3)、7-5のストレートで勝利した。守屋は昨年の全豪予選決勝で敗れているだけに、今年は2015年以来の本戦出場を果たしたいところ。

 27シードで出場している奈良くるみ(安藤証券)は、ヤナ・セペロワ(スロバキア)と対戦した。第1セットを6-4で取った奈良は、第2セットの2ゲーム目でブレークに成功すると、3-0とリード。そこで相手の棄権により、勝利が決まった。

 奈良は13年から18年の全米オープンまで、全てのグランドスラム本戦に出場している。昨年は全仏オープンのみにとどまったが、予選を突破して1回戦を勝ち切り、2回戦でセレナ・ウィリアムズと対戦している。再びの本戦まで、まずは1勝目をクリアした。
 
 ダニエル太郎[8] (エイブル)と日比万葉(グラムスリー)の試合は、雨のため中断となり、翌日に順延。日比野菜緒[2] (ブラス)、内藤祐希(亀田製菓) 、添田豪[9] (GODAI)の3名の試合も、明日に持ち越しとなった。

■1/16 (木)の日本人選手のスケジュール 現地時間10時開始
・1573Arena 1試合目/日比野菜緒[2] (ブラス) 対 E-S・リャン(台湾)
・コート7  1試合目/内藤祐希(亀田製菓) 対 A-L・フリードサム[25](ドイツ)
・コート11 1試合目/添田豪[9] (GODAI)対 M・トルンゲリッティ(アルゼンチン)
・コート11 3試合目/日比万葉 (グラムスリー)対 M・フレッチ(ポーランド) 6-2, 4-6, 0-1から
・コート12 3試合目/ダニエル太郎[8] (エイブル) 対 N・・ミロジェビッチ(セルビア) 5-5から
・6時以降 コート未定/村松千裕(グラムスリー) 対 A・ロットナー(ドイツ)

構成●スマッシュ編集部
 
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