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海外テニス

「なんてキュートなの!!」オーストラリアのチャリティーイベントで大坂なおみのお茶目さが、世界中のファンを魅了

スマッシュ編集部

2020.01.16

チチパスのミスをハグで慰める大坂。(C)GettyImages

チチパスのミスをハグで慰める大坂。(C)GettyImages

 オーストラリアでの森林火災へのチャリティーイベント「Rally For Relief」が、昨夜、全豪オープンの会場であるロッド・レーバーアリーナ行なわれた。イベントには大坂なおみをはじめ、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、セレナ・ウィリアムズ、キャロライン・ウォズニアッキなど、総勢13名のテニスプレーヤーたちが集結した。

 「チームウィリアムズ」と「チームウォズニアッキ」に分かれて、メンバーを入れ替えながらのダブルス1試合が行なわれ、様々な珍プレーや好プレーに、大盛り上がりのイベントとなったが、中でも多くのファンを魅了したのは大坂のキュートな仕草だった。

 チームウォズニアッキの一員として、ステファノス・チチパスと組んだ大坂は、リターナーとしてデュースサイドでプレーしていた。相手はチームウィリアムズのラファエル・ナダルとドミニク・ティーム。
 
 2-1の30-30という重要な局面で、大坂がティームのサービスを受ける番となったのだが、突如不安になったのか、チチパスに「サイドを変わってほしい」と申し出た。

「いやいや、こっちはキミのサイドじゃないか!」と不服そうなチチパスに、「お願いだから!」と顔の前に両手を合わせて、可愛らしく懇願する大坂。ついに根負けしたチチパスがサイドを交代し、ティームのサービスを受けるも、リターンをネットにかけてポイントを落としてしまう。

「だから言ったじゃないか!」とラケットを放り投げて怒るチチパスに対し、大坂はそのラケットを拾って駆け寄り、ハグでチチパスを慰めたのだった。

 2人の一連の掛け合いが、全豪オープンや全米オープンの公式ツイッターで公開されると、それを見たファンは「なんでキュートなの!」「今まで見た中で最高のシーン」などと反応。

 チャーミングな仕草や、大坂節とも呼ばれるユーモラスなコメントで、世間を虜にしてきた大坂。今回のチャリティーイベントでも、会場の観客はもちろん、世界中のファンを魅了した。

構成●スマッシュ編集部
 
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