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海外テニス

「皆さんに最新情報をお伝えします!」ツアー欠場中のコルダが病室からヒジの手術を報告<SMASH>

中村光佑

2024.10.13

7月のワシントンで今季1勝目を挙げたものの9月の全米以降は戦線から離脱しているコルダが右ヒジの手術を行なったことを明かした。(C)Getty Images

7月のワシントンで今季1勝目を挙げたものの9月の全米以降は戦線から離脱しているコルダが右ヒジの手術を行なったことを明かした。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク19位のセバスチャン・コルダ(アメリカ)が10月12日に自身の公式インスタグラム(@sebastiankorda)を更新し、痛めていた右ヒジの手術を行なったと報告した。

 昨季はツアータイトルを獲得できずにシーズンを終えた24歳のコルダ。迎えた今季は年明けのアデレード国際(オーストラリア・アデレード/ハード/ATP250)でベスト4、2月のドバイ選手権(UAE・ドバイ/ハード/ATP500)でベスト8に進んだものの、それ以降は苦戦が続いていた。

 ようやく復調したのは芝シーズンでのこと。6月の「リベマ・オープン」(オランダ・スヘルトーヘンボス/ATP250)で決勝進出を果たすと、翌週の「シンチ選手権」(イギリス・ロンドン/ATP500)でも4強入りした。

 そして北米ハードコートシーズンに入ってからは、8月初めの「ムバダラ・シティDCオープン」(アメリカ・ワシントン/ATP500)で今季初優勝を手にし、翌週のマスターズ1000大会「ナショナルバンク・オープン」(カナダ・モントリオール)でもベスト4まで勝ち進んだ。

 しかし8月末の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/四大大会)で2回戦敗退を喫すと、9月は1度も大会に出場せず。10月になった今も実戦には復帰できていなかった。

 その理由が今回のインスタグラムへの投稿で明らかになった形だ。このほどコルダは病室での写真を添え、右ヒジを手術したと報告。以下のコメントを綴っている。
 
「皆さんに最新情報をお知らせしたいと思います。現在私はヒジの問題を抱えており、チームと私は手術が最善の選択であると判断しました。全てが順調に進み、すぐにコートに戻るのが待ちきれません。皆さんのサポートに感謝しています!」

 この投稿にはフェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/22位)やタロン・フリークスポール(オランダ/40位)、ブランドン・ナカシマ(アメリカ/35位)ら多くのツアー仲間が「早く元気になってね!」と反応。また自身の姉で女子ゴルフ世界1位のネリー・コルダ(26歳)もハートマークでリプライし、弟にエールを送った。

 四大大会史上最多の24勝を誇るノバク・ジョコビッチ(セルビア/4位)やツアー12勝を誇る錦織圭(元4位/現153位)なども悩まされた右ヒジのケガ。無理をすると選手生命を脅かしかねないだけに、コルダもしっかりと治療してからコートに戻ってきてほしい。

文●中村光佑

【画像】病室からヒジの手術を終えたことを報告するコルダのインスタグラム

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