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日本勢は日比野、守屋が決勝へ進出!日本テニス界期待の若手は惜しくも2回戦敗退【全豪オープン予選・第4日】

スマッシュ編集部

2020.01.17

昨年から好調を維持する日比野。2018年以来のシングルス本戦出場が期待される。(写真は19年全豪)写真=山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 テニスのグランドスラム第1戦、オーストラリアンオープン(全豪オープン)は1月17日(金)、メルボルンで男女シングルス予選2回戦と決勝が行なわれた。

 日本勢の試合はいずれも2回戦。予選第2シードの日比野菜緒(103位・ブラス)はユエ・ユアン(228位・中国)と対戦。第1セットはユアンの強打に押され、3-6で落とすも、次第に凡ミスの増えるユアンの隙をつき、第2セット以降は6-1、6-1と圧倒。予選決勝へ駒を進めた。

 予選第27シードの奈良くるみ(137位・安藤証券)はダニエル・ラオ(198位・アメリカ)と5-7、7-6(2)、6-3のフルセットの激戦を演じるも敗戦。ウィナーの本数、凡ミスの少なさで優位に立つ奈良だったが、ここぞという場面でポイントが取れず、悔しい敗戦となった。
 
 男子には、2015年以来のグランドスラム本戦出場を狙う、世界216位の守屋宏紀(北日本物産)が登場。予選第23シードのスティーブン・ディエス(134位・カナダ)と対戦し、持ち味の安定したストロークで、多くのロングラリーを制した守屋が、6-4、7-5で勝ち切った。

 この他日本勢では、内藤祐希(186位・亀田製菓)、日比万葉(168位・グラムスリー)が2回戦を戦うも、内藤はララ・アルアバレナ(152位・スペイン)に3-6、4-6で、日比はレイラ・フェルナンデス(213位・カナダ)に4-6、4-6で敗れた。

 本戦出場をかけた明日の予選決勝では、日比野は内藤を破ったアルアバレナと、守屋は予選第1シードのデニス・ノバク(99位・オーストリア)と対戦する。


■1/18(土)の日本人選手のスケジュール 現地時間12時半開始
・1573Arena 1試合目/守屋宏紀(北日本物産) 対 デニス・ノバク[1](オーストリア)
・コート14 1試合目/日比野菜緒[2](ブラス) 対 ララ・アルアバレナ(スペイン)

構成●スマッシュ編集部

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