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海外テニス

西岡良仁が全豪アルカラス戦を「差がありすぎて全くついていけず」と振り返る。「ジョコビッチ戦のような感覚」とも<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.01.18

西岡が世界トップレベルのアルカラスとの差を痛感したようだ。(C)Getty Images

西岡が世界トップレベルのアルカラスとの差を痛感したようだ。(C)Getty Images

 現在開催中のテニス四大大会「全豪オープン」(1月12日~26日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート)。西岡良仁(世界ランク65位)は男子シングルス2回戦で第3シードの元世界1位カルロス・アルカラス(スペイン/現3位)に0-6、1-6、4-6で敗退した。

 試合前に自身のX(@yoshihitotennis)でアルカラスについて「個人的にも好きな選手でめっちゃ動画を観てるので色んな分析をして出来る限りを尽くしてきたいです」と記し、対策を練っていた西岡。しかし、試合はアルカラスの強力なストロークに終始押される展開となり、敗退後には「全くもって歯が立ちませんでした!自分が主導権を握る瞬間は限りなく少なくこのレベルにはまだついていけない事を知らされました」と、トップ選手との差を痛感したようだ。

 さらに、18日にはインスタグラム(@yoshihito0927)で「全豪オープンは2回戦でアルカラス選手に敗退しました。差がありすぎて全くついていけずこの感覚は(ノバク・)ジョコビッチ(セルビア/7位)選手と試合したとき以来でした」と綴った。ジョコビッチとは2019年デビスカップ、20年全豪オープン3回戦、22年全米オープン1回戦の3度対戦し、いずれもストレート負けしている。
 
 また、現在29歳という年齢を踏まえて「正直これから体が成長していく事は無い」そうだが、そのなかで変えられることは『技術や戦い方』としている。続けて「どこまで成長したら戦っていけるレベルになれるのか全く見えませんが少しずつ近づいて行けるように頑張っていきます」とも記した。

 そして「オーストラリア遠征は総じて良いテニスができていたと思うので、このままデビスカップでもいいテニスができるように頑張ります」と締めくくった。

 なお次なる戦いは、デビスカップのファイナルズ予選1回戦。日本vsイギリスは1月31日~2月1日に兵庫のブルボンビーンズドームで行なわれる。日本代表メンバーの1人、綿貫陽介(346位)が西岡のインスタグラムに「気合いMAXでデ杯行くんでビビらないで下さいね」と頼もしいコメントを残している。錦織圭(76位)、ダニエル太郎(113位)、柚木武(複114位)らと日本の勝利に貢献してくれることを期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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