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国内テニス

テニス日本リーグは今週末に決戦! 男子は三菱電機の連覇なるか、女子は橋本総業HDと島津製作所のV争いに注目<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.02.11

予選ステージから熱い戦いが続くテニス日本リーグ(上)。前年優勝の男子・三菱電機(左下)、女子・橋本総業HD(右下)など強豪が決勝トーナメントで相まみえる。写真:滝川敏之、スマッシュ編集部

予選ステージから熱い戦いが続くテニス日本リーグ(上)。前年優勝の男子・三菱電機(左下)、女子・橋本総業HD(右下)など強豪が決勝トーナメントで相まみえる。写真:滝川敏之、スマッシュ編集部

 実業団チームによる国内最高峰の団体戦「第39回テニス日本リーグ」が、2月14日(金)~16日(日)に決勝トーナメントを迎える。男子8チーム、女子6チームが東京体育館(渋谷区)に集結、シングルス2本+ダブルス1本の試合形式で“日本最強チーム”を決定する。その見どころを紹介しよう。

 男子は1st&2ndの予選ステージを、三菱電機(ブルーブロック)と伊予銀行(レッドブロック)が8戦全勝で1位通過した。三菱電機は前回大会の優勝チームで、今回も充実ぶりが光る。シングルスNo.1清水悠太、No.2高橋悠介のプロ2人が共にここまで全勝でチームを引っ張り、鍛え込んだ社員のダブルスが堅実にポイントを挙げ、強みであるチームの一体感を作り出している。連覇に向け仕上がりは盤石だ。

 レッドブロック全勝の伊予銀行は前回大会5位で、ダークホース的な存在と言っていいかもしれない。1stステージ2戦目で前回準優勝のイカイと対戦した伊予銀行は、エース中川舜祐が敗れたものの35歳のベテランプロ片山翔がNo.2を取り、ダブルスで河野優平/楠原悠介がデ杯代表の柚木武と住澤大輔のプロペアを下して勝利をモノにした。これで波に乗った伊予銀行は橋本総業ホールディングスやノアインドアステージなどの難敵にも競り勝ち、全勝で決勝Tに進出。悲願の初優勝に向けて気合が入る。

 他に決勝Tに駒を進めたのは、レッドブロックがノアIS(2位)、イカイ(3位)、橋本総業HD(4位)。ブルーブロックがエキスパートパワーシズオカ(2位)、山喜(3位)、レック興発(4位)だ。初戦の準々決勝でいきなり伊予銀行とイカイが当たるドローで、目の離せない戦いが続く。
 
 女子は前回決勝を戦った橋本総業ホールディングスと島津製作所が、今回の予選ステージでも強さを見せた。レッドブロックの橋本総業HDは苦戦もあったが、前回の優勝を支えた岡村恭香、坂詰姫野、小堀桃子/森崎可南子の主軸が勝負強さを見せ、5戦全勝で1位通過。レッドブロック2位は松田鈴子、上田らむの2枚看板を揃えるノアインドアステージ、3位には光崎楓奈を擁する明治安田が続いている。

 ブルーブロックの島津製作所は、加治遥と桑田寛子の歴代全日本女王に、元インカレ女王のルーキー山崎郁美らを揃える。橋本総業に1本落とした以外は全て3-0のスコアで、5戦全勝の1位通過を決めた。2位はベテラン瀬間詠里花が牽引する橋本総業、3位には松田美咲がエースを務めるエームサービスが食い込んだ。

 日本リーグは全試合観戦無料だ。男子は王者・三菱電機の連覇を止めるチームが現われるか? 女子は橋本総業HDと島津製作所の覇権争いに他チームが食い込めるか? ぜひ会場に足を運び生でその興奮を味わってほしい。

【第39回テニス日本リーグ決勝トーナメント(東京体育館)】
◆2月14日(金):男子準々決勝=10:00~、女子準々決勝=N.B.13:00
◆2月15日(土):男女準決勝=10:00~、男子5・7位決定戦&女子5・6位決定戦=N.B.13:00
◆2月16日(日):男女決勝&3位決定戦=10:30~ ※試合終了後、表彰式および閉会式

構成●スマッシュ編集部

【画像】第38回テニス日本リーグ男子スナップ集|三菱電機がイカイの3連覇を阻止し5年ぶりの優勝!

【画像】第38回テニス日本リーグ女子スナップ集|橋本総業HDが島津製作所の連覇を阻み2年ぶり4度目の優勝

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