いよいよ佳境を迎えている男子テニスのマスターズ1000シリーズ「BNPパリバ・オープン」（３月５日～16日／アメリカ・インディアンウェルズ／ハードコート）。連日熱戦が繰り広げられる中、同大会では、テニス界の違った一面を見せる楽しいイベントも行なわれた。

　テニス系ポッドキャスト『Nothing Major』によって企画されたユーモアあふれるコンペティションでは、マテオ・ベレッティーニ（イタリア／世界29位）が「最もセクシーな男子テニスプレーヤー賞」を受賞した。

『Nothing Major』はジャック・ソック（元世界８位）、ジョン・イズナー（同８位）、サム・クエリ―（同11位）、スティーブ・ジョンソン（同21位）ら４人の元アメリカ人テニスプレーヤーが運営しているポッドキャスト。今回の企画は、彼らが16人の男子テニスプレーヤーを選出し、その中からファン投票で１位を決めるといった内容だ。
  　見事栄冠を勝ち取った29歳のベレッティーニ。イタリアでは息子、彼氏にしたいアスリートとして幅広い世代から愛されており、過去にもSNSで多くのファンの心をつかんでいる。

　2022年に行なわれたインスタグラムの投稿がどれだけユーザーの心を動かしたかがわかる「レラバントテニススタッツ＆インフォ」のランキングでは、ロジャー・フェデラー氏（スイス／元１位）、カルロス・アルカラス（スペイン／現３位）に続く３位をマークする人気ぶりだった。

　なお、「最もセクシーな男子テニスプレーヤー賞」で惜しくも２位となったのはトミー・ポール（アメリカ／11位）。イベント後に米テニス専門チャンネル『Tennis Channel』に出演した際には、「毎晩、マテオになりたいと思いながら眠りにつくんだ」とユーモアを交えたコメントを残している。

構成●スマッシュ編集部

【画像】『Nothing Major』のメンバーから賞を受け取るベレッティーニ

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