女子テニスの国別対抗戦「2025ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK杯)」ファイナル予選が有明コロシアム(東京都江東区)で開催され、大会2日目の4月12日は、日本対ルーマニア戦が行なわれた。日本は、柴原瑛菜(世界ランキング136位)と内島萌夏(同51位)のシングルス、青山修子/穂積絵莉(複55位/同51位)のダブルスで全て勝利。計3-0で勝利を収め、「BJK杯 ファイナルズ」進出に王手をかけた。
BJK杯は、世界の国々が威信をかけて戦う団体戦。ファイナル予選は18カ国が出場し、6つのグループに分かれている。その中でグループAに属している日本は、ルーマニア、カナダの3カ国によるラウンドロビン(総当たり戦)を戦う。
1位で通過すると上位8カ国が世界の頂点を決める「ファイナルズ」(9月16日~21日/中国・深セン)の出場権を得られ、2位と3位は「プレーオフ」(11月・日程未定/開催地未定)に回る。各国はそれぞれシングルス2試合、ダブルス1試合のうち、先に2勝した国が勝利となる。
初戦は国別ランキング13位のルーマニア。昨年11月の「ファイナルズ」(スペイン・マラガ)1回戦でも顔を合わせており、その時は2-1の接戦で日本が勝利を収めている。今回ルーマニアはシングルス上位の2選手がスケジュール面の理由で参戦しておらず、5人の代表選手のうち4名が初選出となった。
この日の第1試合は、柴原対ミリアム・ブルガル(同221位)。有明でのBJK杯でシングルスは初のプレーということもあり「最初は緊張した」という柴原。それでも持ち前のサービスと強打を武器に堂々のプレーを見せる。第1セットは互いにサービスゲームを譲らずの展開となったが、第12ゲームでブレークに成功し7-5で振り切る。
競った展開をものにした柴原は、第2セットに入っても好プレーを維持。サービスからの3球目攻撃、リターンゲームでは果敢にプレッシャーをかけ、第4ゲームでブレークに成功する。最後は渾身のリターンをストレートへ決め、6-2で勝利。日本に貴重な1勝目をもたらした。
柴原は試合後、「団体戦は1試合目が大事だと感じていたぶんプレッシャーはあったけど、その中でも良いプレーができたかなと思う」と笑顔で語った。
BJK杯は、世界の国々が威信をかけて戦う団体戦。ファイナル予選は18カ国が出場し、6つのグループに分かれている。その中でグループAに属している日本は、ルーマニア、カナダの3カ国によるラウンドロビン(総当たり戦)を戦う。
1位で通過すると上位8カ国が世界の頂点を決める「ファイナルズ」(9月16日~21日/中国・深セン)の出場権を得られ、2位と3位は「プレーオフ」(11月・日程未定/開催地未定)に回る。各国はそれぞれシングルス2試合、ダブルス1試合のうち、先に2勝した国が勝利となる。
初戦は国別ランキング13位のルーマニア。昨年11月の「ファイナルズ」(スペイン・マラガ)1回戦でも顔を合わせており、その時は2-1の接戦で日本が勝利を収めている。今回ルーマニアはシングルス上位の2選手がスケジュール面の理由で参戦しておらず、5人の代表選手のうち4名が初選出となった。
この日の第1試合は、柴原対ミリアム・ブルガル(同221位)。有明でのBJK杯でシングルスは初のプレーということもあり「最初は緊張した」という柴原。それでも持ち前のサービスと強打を武器に堂々のプレーを見せる。第1セットは互いにサービスゲームを譲らずの展開となったが、第12ゲームでブレークに成功し7-5で振り切る。
競った展開をものにした柴原は、第2セットに入っても好プレーを維持。サービスからの3球目攻撃、リターンゲームでは果敢にプレッシャーをかけ、第4ゲームでブレークに成功する。最後は渾身のリターンをストレートへ決め、6-2で勝利。日本に貴重な1勝目をもたらした。
柴原は試合後、「団体戦は1試合目が大事だと感じていたぶんプレッシャーはあったけど、その中でも良いプレーができたかなと思う」と笑顔で語った。
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