2月3日発表の女子・WTAランキングから、日本人選手の動向をお伝えしよう。

　全豪オープンで世界ランク51位のガウフに敗れ、3回戦敗退を喫した大坂なおみは6つ下げて10位に。2桁台は2018年の8月27日以来となる。一方で、久しぶりのGS本戦勝利を挙げた日比野菜緒は19位上げて84位となり、2019年10月21日以来の2桁台のランキングとなった。今後の活躍次第では、オリンピック出場に手が届きそうだ。

　また、全豪オープン予選2回戦進出を果たした日比万葉はキャリアハイを更新し、157位。今回の全豪オープンが4大大会予選初出場となった内藤祐希、村松千裕、岡村恭香もそれぞれランキングを大きくアップさせている。

　バーニーのW60でベスト16入りをした本玉真唯は31位上げて349位に。ダブルスでは、全豪オープンで3回戦進出を果たした青山修子と柴原瑛菜が共にキャリアハイを更新。今後の活躍にさらなる期待が寄せられる。

　2月7日、8日にはフェドカップ予選のスペイン戦が予定されている。日本からは、大坂なおみ、土居美咲、奈良くるみ、柴原瑛菜、青山修子が出場予定だ。また、2月7日から9日には、いよいよ日本リーグの決勝トーナメントが横浜国際プールにて開催される。観戦は無料。今年はどのチームが優勝するのか、各選手の熱戦にぜひ注目したい。

　以下は日本女子の上位のランキング。
  ◆女子シングルス（日本選手上位15名）
10位（▼６）大坂なおみ（日清食品）
84位（△19）日比野菜緒（ブラス）
86位（▼４）土居美咲（ミキハウス）
137位（――）奈良くるみ（安藤証券）
157位（△15）日比万葉（グラムスリー）
175位（△14）内藤祐希（亀田製菓）
214位（△13）村松千裕（グラムスリー）
223位（△15）岡村恭香（橋本総業ホールディングス）
236位（△12）大前綾希子（島津製作所）
289位（▼３）清水綾乃（Club　MASA）
302位（△４）今西美晴（島津製作所）
312位（▼２）尾﨑里紗（江崎グリコ）
315位（△３）小堀桃子（橋本総業ホールディングス）
318位（△８）大坂まり
330位（△６）桑田寛子（島津製作所）

◆女子ダブルス（日本選手上位５人）
24位（△３）青山修子（近藤乳業）
29位（△２）柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス）
60位（△10）二宮真琴（エディオン）
69位（▼２）日比野菜緒（ブラス）
77位（△７）加藤未唯（ザイマックス）

構成●スマッシュ編集部