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海外テニス

コートに出たけどラケットを忘れた!全仏オープン優勝候補の世界2位ガウフに起きた爆笑パプニング!<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.05.28

2022年大会では準優勝している世界ランキング2位のガウフが「ラケットを忘れる」という爆笑ハプニングをやらかした。(C)Getty Images

2022年大会では準優勝している世界ランキング2位のガウフが「ラケットを忘れる」という爆笑ハプニングをやらかした。(C)Getty Images

 女子テニス選手による爆笑ハプニングは、現在開催中の四大大会「全仏オープン」(フランス・パリ)のシングルス1回戦の試合前に起きた。

 エスコートキッズと共に颯爽とセンターコートに姿を現した世界ランキング2位のココ・ガウフ(アメリカ)。その両肩に大きなバッグを携えた21歳は、スタンドのファンに手を振りながらベンチまで来ると、試合を始めようとバッグを開けてラケットを取り出そうとした――。

 だが、驚くことにバッグの中には1本もラケットが入っていないのである。

「どうなっているの?」とばかりに両手を広げるガウフは、空っぽのバッグをスタンドの陣営に見せて「空っぽなのよ!」と猛アピール。これには対戦相手のオリビア・ガデッキ(オーストラリア/同91位)も笑いをこらえられずクスクス。

 コートの外に置き去りにされた5本ものラケットは、すぐに陣営から会場のボールキッズへと託され、駆け足でガウフの元に届けられた。ガウフはそのラケットをそのままベンチに置くと、中から1本を抜き出してコートへと出て行った。
 
 大事な商売道具を忘れてしまったガウフ。だがその後に行なわれた試合では、ハプニングに動揺することなく持ち前のアグレッシブなテニスを披露。優勝候補の第2シードは相手に付け入る隙を与えず、6-2、6-2のストレートで圧倒して2回戦へと駒を進めた。

 実は約1カ月前の男女共催大会「マドリード・オープン」で、同胞のフランシス・ティアフォー(男子世界16位)がラケットを紛失した際にジョークを飛ばしていたガウフ。だが今回、自身がラケットを忘れてきた件が起きると、すぐにティアフォーのことを思い出したという。

「コートに出てからラケットがないことに気付いたんです。マドリードでフランシスをからかったばかりなのに――。もう黙っています」と試合後のオンコートインタビューで反省した。

 ちなみにガウフは、全仏オープンの前哨戦「イタリア国際」(5月7日~18日/イタリア・ローマ)の準決勝でも恥ずかしいミスをしている。相手選手がラケット交換のためにコートから出ていることに気付かず、無人のコートにサービスを打ち込んでしまい、スタンドのファンを爆笑の渦に巻き込んでいる。

構成●スマッシュ編集部

【動画】コートに出たもののラケットを忘れてしまったガウフ

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