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海外テニス

錦織圭、ウインブルドンも無念の欠場か…繰り返される大会欠場で懸念されるケガの長期化<SMASH>

中村光佑

2025.06.17

腰痛のため5月のジュネーブOP以降、欠場が続いている錦織圭。出場を予定していたマヨルカ選手権に続き、ウインブルドンの欠場も発表された(※写真は昨年のウインブルドン)。(C)Getty Images

腰痛のため5月のジュネーブOP以降、欠場が続いている錦織圭。出場を予定していたマヨルカ選手権に続き、ウインブルドンの欠場も発表された(※写真は昨年のウインブルドン)。(C)Getty Images

 男子テニス元世界ランキング4位の錦織圭(現在66位)は、出場を予定していた6月30日開幕の四大大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/芝コート)を欠場する見通しとなった。

 35歳の錦織は4月の「ムチュア・マドリード・オープン」(ATP1000)で初戦を突破し、マッチ通算450勝を達成。しかし、続く2回戦で敗れると、その後に出場を予定していた「ミレニアム・エストリル・オープン」(ATPチャレンジャー175)と「イタリア国際」(ATP1000)を立て続けに欠場した。

 それから約1カ月のインターバルを経て臨んだ5月の「ゴネ・ジュネーブ・オープン」(ATP250)では、19歳の新星ラーナー・ティエン(アメリカ/同67位)をフルセットの末に下して初戦突破。だがカレン・ハチャノフ(ロシア/元8位/同22位)との2回戦では第2セット途中で腰痛により途中棄権していた。

 先日の四大大会「全仏オープン」では、1回戦で第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同2位)との対戦が決まっていたが、大会前に欠場を発表。同大会での早期敗退を見越してエントリーしていたツアー下部大会「チェコ・オープン」(ATPチャレンジャー100)も出場を見送り、一足早くクレーシーズンを終えていた。
 
 芝シーズンでの復帰が期待されていた錦織だったが、ツアー大会のエントリー情報をXアカウントで更新している『Entry List Updates』(@EntryLists)によると、6月22日開幕の「マヨルカ選手権」(スペイン・マヨルカ/芝コート/ATP250)はすでに辞退を表明。そしてこのほど同アカウントは錦織のウインブルドン欠場も発表し、これにて芝シーズンは1大会も出場せずに終了となった。

 錦織が次に目指すは夏の北米ハードシリーズでの実戦復帰となりそうだが、それもケガの状況次第になるだろう。とにかく今は錦織の1日も早い回復を願うばかりだ。

文●中村光佑

【画像】『Entry List Updates』が錦織のウインブルドン欠場を発表

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