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【全日本学生室内テニス/男子】本山知苑が大学初タイトルを獲得! 第1シードの髙妻蘭丸を逆転で下し「本当に信じられない」<SMASH>

渡辺隆康(スマッシュ編集部)

2026.08.17

シングルス優勝の本山(左上)はこれが大学初タイトル。ダブルスは眞田将吾/ジョーンズ怜音(右上&左下)が早慶戦の決勝を制して優勝。準優勝は島笙太/本山(右下)。写真:滝川敏之

シングルス優勝の本山(左上)はこれが大学初タイトル。ダブルスは眞田将吾/ジョーンズ怜音(右上&左下)が早慶戦の決勝を制して優勝。準優勝は島笙太/本山(右下)。写真:滝川敏之

「どんどん前に出てプレッシャーをかけ続ける」という姿勢を貫いていた本山は、この機を逃さなかった。「最初は緊張して雰囲気に飲まれたが、自分のやるべきことをやろうと集中した」と言うように、サーブ&ボレーやリターンダッシュも含め、長いラリーに持ち込まず積極的に前に出て、ポイントを重ねる。特にポジションを大胆に前に上げてのリターンは、威力が落ちてきた髙妻のサービスを狙い撃ちした。

 第2セットはタイブレークの末に本山が奪還。第3セットは3-3まで均衡が続いたが、第7ゲームで髙妻が2本のダブルフォールトを犯してサービスダウンし、ついに力尽きた。「最後、欲しいところで弱気になってダブルフォールが出た」と髙妻。

 ここで初めて優勝を意識したという本山は、5-4からのサービングフォーザマッチをダブルフォールトでスタートするが「まだ終わっていないと気持ちを切り替えて」、最後まで強気のプレーを継続し勝ち切った。「本当に信じられない」――無欲でつかんだ大学初タイトルだった。
 
 シングルスに続いて行なわれた男子ダブルス決勝は、本山が島笙太(早大2年)とのペアで2冠を目指したが、眞田将吾/ジョーンズ怜音(慶應義塾大学4年/3年)が立ちふさがる。特に光ったのは眞田の切れ味鋭いプレーで、超高速のリターンと突き球、反応の速いボレーで主導権を掌握。ジョーンズも堅実なプレーで支え、6-4、6-2で早慶対決を制し、初優勝を飾った。

 2人は幼なじみで、「12歳の時に組んで優勝し、10年ぶりにタイトルを取れて感慨深い」と眞田。ジョーンズは「(真田の)引退までに取りたい気持ちがあった。ダブルスが得意ではない自分を、将吾がキャリーしてくれた」とパートナーに感謝した。

◆男子シングルス決勝
○本山知苑(早稲田大学3年)[8] 4-6 7-6(4) 6-4 髙妻蘭丸(筑波大学4年)[1]●

◆男子ダブルス決勝
○眞田将吾/ジョーンズ怜音(慶應義塾大学4年/3年)[8] 6-4 6-2 本山知苑/島笙太(早稲田大学3年/2年)[6]●

※[ ]内の数字はシード順位

取材・文●渡辺隆康(スマッシュ編集部)

【画像】全日本学生室内テニス/男子スナップ集|本山知苑が第1シードの髙妻蘭丸を下し大学初タイトル!ダブルスは眞田将吾/ジョーンズ怜音の幼なじみペアが優勝

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