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負けず嫌いでないと、強くなれない? 視点を変えれば、意外にテニス選手向きだった!【テニスメンタルアドバイス9】

スマッシュ編集部

2020.04.20

アドバイスしてくれた添田豪。写真:THE DIGEST写真部

アドバイスしてくれた添田豪。写真:THE DIGEST写真部

「逆に負けず嫌いが過ぎると、負けた時にすごく落ち込んだり、むかついたりすることもあります。テニスは毎週試合があります。あまり負けず嫌いではない選手は、早く切り替えられ、意外とテニス選手向きかもしれません」と、プロになった時には、その性格がプラスに作用する可能性も教えてくれた。

 自身も年齢を重ねるにつれて、変化してきているそうだ。「僕は若い時は今よりも負けず嫌いでした。今は負けを引きずらないようにしているので、負けず嫌いという意味では、そうではなくなってきているかもしれません」
 
 そんな添田が取り組んでいることは、勝敗よりも自分のプレーを考えることだ。「今日はこういうプレーをしようとか、相手よりも自分の中身と勝負するようにしています。本を読んだり、他のスポーツ選手の話を聞いて、こういう考え方になってきました。あまり勝敗にこだわりすぎると苦しくなってくるので、ツアー回る上でこういう考えも大事かなと思っています」

 勝敗へのこだわりが薄くなるのは、それだけ自分のプレーにこだわり、磨いているから。もしプロになるのであれば、負けを引きずらないという点は大きなプラス要素でもある。

構成●スマッシュ編集部、取材協力●HEAT JAPAN
※スマッシュ2017年4月号から抜粋・再編集

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