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国内テニス

“大学で身体を強くした” 今村昌倫と“世界の空気に刺激を受けた”中川直樹が決勝進出!【全日本テニス】

内田暁

2020.11.01

西岡良仁の世界ツアーに帯同したことが中川にとって大きな刺激となり、今回の躍進を後押ししているようだ。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

西岡良仁の世界ツアーに帯同したことが中川にとって大きな刺激となり、今回の躍進を後押ししているようだ。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 先月は、西岡良仁のヒッティングパートナーとしてローマ・マスターズ等に帯同し、世界のトッププレーヤーが集う舞台の、懐かしい空気を吸った。

「IMG(アカデミー)にはトップ選手が集まるのでよく見ていたのですが、今回、久々にトップの選手を見て思い出しました、『こういうボールを打っていたんだな』とか……」

 今大会には日本のトップ選手は出ていないが、「優勝したら、トップの選手に少しでも近づけるのかなと思います」と中川。

 その先の世界を視野に、まずは全日本チャンピオンの肩書きを取りにいく。
 
【男子シングルス準決勝の結果】
○今村昌倫(慶應義塾大学)[W] 3-6 6-2 6-3 山崎純平(日清紡HD)[8]●
○中川直樹(橋本総業HD) 7-5 6-4 今井慎太郎(イカイ)[2]●

【女子シングルス準決勝の結果】
○日比野菜緒(ブラス)[1]  6-4 3-6 6-3 佐藤久真莉(富士薬品)[W]●
○秋田史帆(橋本総業HD) 6-4 6-1 本玉真唯(島津製作所)[4]●
※名前の後の数字はシー、W=主催者推薦枠

取材・文●内田暁

【全日本選手権PHOTO】今村昌倫ほか決勝進出を懸けて火花を散らした男女準決勝を厳選写真で振り返り!

 

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