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海外テニス

「ショックです」女子テニス14位のコンタが、全豪OPに向けた渡航へ“待った”がかかり、不安を募らす

東真奈美

2020.11.20

今年の全豪OPに優勝しているジョコビッチも、隔離期間を経て大会に出場することを希望している。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

今年の全豪OPに優勝しているジョコビッチも、隔離期間を経て大会に出場することを希望している。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 オーストラリア・ビクトリア州のダニエル・アンドリュース首相は、政府は現在、検疫の手配についてテニス・オーストラリアと協力していると言った。「協議は、全豪オープン開催がなくなる事を意図しているわけでは、必ずしもない。ただ、12月中旬に選手が来豪する必要があるかは別問題だ」とも述べている。

 12月下旬に選手が到着した場合、予定通り1月12日に全豪オープンの予選を開始する時間を確保できる可能性はある。しかし、それは選手らが、検疫隔離中に練習できることが前提だ。しかし、まだ州当局によっては、確約されてない。
 
 ATP(男子プロテニス協会)も、「テニス・オーストラリアと協議した結果、選手やチームメンバーの到着予定日に新たな課題があるとの報告を受けた」とATP選手へのメモで述べ、「可能な限りの努力をしている」と発表をした。

 精神的にも身体的にも自身を極限まで追い込み、素晴らしい試合を展開してくれる選手のために、テニス・オーストラリアと政府は、見えない敵が相手ではあるが、なるべく早くスケジュールや状況を整えることが必要だ。

文●東真奈美

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