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海外テニス

錦織と同じ故障に苦しんだ苦労人。5度の手術を経て全米4回戦へ進んだスペインのアンドゥハルって誰?

保坂明美(THE DIGEST編集部)

2019.10.15

来日時にはクリニックを通してファンと交流を図った。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

来日時にはクリニックを通してファンと交流を図った。写真:茂木あきら(THE DIGEST写真部)

 全米オープン後のランキングで、50位へ戻したアンドゥハルは、9月下旬、日本で行なわれた楽天オープンのために来日した。予選を勝ち上がり、本戦でプレーしたのちには、契約メーカーであるプリンスのクリニックに登場し、日本のファンと交流を深めた。

「僕にはラケットに対するこだわりがあって、穴の開いたラケットを使っているんだ。スイングスピードが他のラケットでは出せない速さになるし、ボールを捉える柔軟性につながっている。
 そして、今回のように選手とファンが深くかかわることはとても重要な機会。また、自分が使っているラケットを知ってもらえること、そして、打ち合ったり、話をしたりすることは、お互いのモチベーションとなり、一つの達成感があるね」
 
 と、時間が許す限りのファンサービスを務めた。
 その際、現在故障で休養中(10月21日の、オーストリア・ウィーンのATP500より復帰予定)の錦織圭に対して、同じ故障の経験から、アドバイスできることはないか聞いた。

「私の経験から言えることは2つ。故障とともに手術の可能性というものが出てくるが、手術をしない方向で解決できるのであれば、可能な限り、そうしたほうがいいと思う。
 そしてもしも、手術をしなければならない状況になった場合は、とにかく良いドクターを探すこと。私は最初何回かの手術はあまりうまくいかなかった。でも後に執刀してくれた医師のおかげで、こうやって復活することができた。彼にはすでにいい医師がついているとは思うが、それが僕の言えること」

 故障からの復活は、誰もが容易ではない。錦織圭においてもすぐに結果を期待できるとは言えない。その中で、テニスの良いフィーリング、そしてプレーの喜びを取り戻していくことで、キャリアハイを達成も夢ではないということを、アンドゥハルは教えてくれた。

【イベントPHOTO】パブロ・アンドゥハルがファンと交流、ファンサービスもたっぷり!


取材協力●グローブライド株式会社

取材・文●保坂明美(THE DIGEST編集部)

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