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国内テニス

「身体が変わってテニスが良くなった」覚醒した木下晴結15歳。全豪OPジュニア予選を目指し大会に挑む<SMASH>

赤松恵珠子(スマッシュ編集部)

2021.12.03

伊達公子さん(左)、浅越しのぶさん(中央)からアドバイスをもらう木下晴結。写真:スマッシュ編集部

伊達公子さん(左)、浅越しのぶさん(中央)からアドバイスをもらう木下晴結。写真:スマッシュ編集部

 木下は12月6日からインドのITFジュニア大会に出場することを決めた。グレードがB1と高く勝てば獲得ポイントが大きいからだ。「全豪オープンジュニアの予選にかかることを考えると、ベスト4とかに入ると見えてくるかな」。前哨戦のワイルドカードを獲得しているため、全豪オープンジュニア予選の出場を狙っての選択である。

「ここまできたら、インドでポイントを取っていきたいなと思います」。新型コロナ感染拡大の影響で、久々の海外遠征。「どんな感じで戦えるのか、久しぶりなので楽しみです」と覚醒した自分がどれだけ海外の選手と戦えるのか期待感もある。
 
 その大一番に向けて、伊達公子×YONEX PROFECTキャンプに参加できたことはプラスになった様子。「色々な選手がいて、経験者もたくさんいて、刺激になりました。行く直前の練習として、良い機会だったと思います」。

 実際、近藤大生プロとのラリーでは、激しいボールを打ち合い、「球の質がぜんぜん違います」と、プロレベルを経験することができた。その時の疲労が翌日に残るほど必死で食らいついていった木下。これからますます強くなりそうだ。

取材・文●赤松恵珠子(スマッシュ編集部)

【PHOTO】「リポビタン Presents伊達公子×YONEX PROJECT ~Go for the GRAND SLAM~」ジュニアたちが成長するキャンプの様子

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