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海外テニス

メンタルヘルス問題に記録づくめの10代対決、中国選手の失踪騒動――2021年テニス界5大ニュース

THE DIGEST編集部

2021.12.31

◆ジョコビッチの年間グランドスラム(1年で全ての四大大会を制覇すること)ならず

 今季の男子テニス界は序盤から、BIG3のラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)が苦戦を強いられるなか、前半3つのグランドスラム(全豪、全仏、ウインブルドン)をノバク・ジョコビッチ(セルビア)が独占した。

 これにより、男子史上初の「年間ゴールデンスラム」(1年で四大大会とオリンピックを制覇)に大きな期待がかかったジョコビッチ。しかし、シーズン終盤は若手選手たちに快挙を阻まれる形となった。

 迎えた東京五輪では、シングルス準決勝でズべレフに逆転負けを喫すると、パブロ・カレノブスタ(スペイン)との3位決定戦でも調子が上がらず、まさかの連敗で表彰台からこぼれ落ちた。

 さらに、「年間グランドスラム」がかかった全米オープンは決勝まで順当に勝ち上がるも、今度はダニール・メドベージェフ(ロシア)にまさかのストレート負け。最終戦の準決勝ではズベレフに再び苦杯を喫し、世界ランク1位でシーズンを締めくくったものの、終盤は世代交代が一気に加速した印象だ。

◆ペン・シューアイの失踪騒動

 シーズン終盤に世界を揺るがしたのが、女子ダブルス元世界1位のペン・シューアイ(中国)を巡る失踪騒動だ。11月初旬に中国前副首相から性的暴行を受けていたと告発すると、中国当局によってソーシャルメディア上の投稿が削除され、本人の消息が不明となった。

 このニュースは、やがて世界規模の事案へと発展した。WTA(女子テニス協会)は、多大な利益をもたらしていた中国のビジネスから撤退すると表明。その一方、IOC(国際オリンピック委員会)は「ペンと2度のビデオ通話を行なった」と発表しているが、一連の問題はいまだ解決へと至っていない。

 その後は度々公の場に登場していることが報じられているペン。安否は確認できたとされているが、はたして今後はどのような展開を見せるのだろうか。一刻も早い騒動の収束を願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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