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国内テニス

SBCドリームテニスに西岡良仁らトップが参戦! 綿貫陽介は「来年に向けて新しいものが試せれば」と意欲<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.12.07

SBCドリームツアー第1戦の上位入賞選手。女子優勝の荒川晴菜(左から3番目)はスリリングな試合方式を「運ゲーみたい」と例える。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

SBCドリームツアー第1戦の上位入賞選手。女子優勝の荒川晴菜(左から3番目)はスリリングな試合方式を「運ゲーみたい」と例える。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 1,000万円の優勝賞金を手にした時の使い道を聞かれると、 やはり2人とも遠征費になりそうだ。

「コロナの後、スポンサーを得にくくなっている状況で、円安もあって海外には行きづらい。この大会ができたのは選手にとってうれしい」と綿貫。荒川も「私は姉と遠征を回りダブルスも組んでいるので、遠征費が倍かかる。資金が大変なので、8~9割はその分になる」と語る。

 ただ2人とも、少しは趣味に回したいと本音も。「オフシーズンの趣味に少し充てたい。車が好きなので、ご褒美にグレードアップしたい」と綿貫が言えば、荒川は「ゲーム好きなので、ゲーム部屋を作りたい!」と23歳の女子らしい答え。確かに遠征費で全て消えてしまってはモチベーションも上がるまい。

 SBCツアーはエキジビションではあるが、綿貫は試合としても重要視していた。「選手はオフシーズンといっても休んでいる人は少なく、来年に向けてパワーアップを図っている。その時期に西岡選手とかが出てくるレベルの高い大会で、練習試合とは違った緊張感の中で色々試せるのはすごく意味がある」というのが綿貫の考え方だ。

「来年に向けて新しいものが試せれば」と綿貫。コロシアムを使用するファイナルラウンドは、第1、2戦よりもオープンに観客を受け入れる。コロナ禍でテニス観戦ができなかったファンにとっては、迫力あるプレーを生で堪能できるチャンスだ。
 
■男子出場選手
西岡良仁(ミキハウス)[JTA1位]
清水悠太(三菱電機)[JTA7位]
内山靖崇(積水化学工業)[JTA8位]
越智真(江崎グリコ)[JTA13位]
関口周一(Team REC)[JTA17位]
羽澤慎治(JCRファーマ)[JTA20位]
齋藤惠佑(富士住建)[JTA25位]
楠原悠介(伊予銀行)[JTA26位]
杉田祐一(三菱電機)[WC]
綿貫陽介(フリー)[WC]
江原弘泰(エキスパートパワーシズオカ)[SBC1位]
白石光(早稲田大学)[SBC3位]
片山翔(伊予銀行)[SBC5位]
高橋悠介(三菱電機)[SBC5位]
高見澤岳飛(フリー)[SBC7位]
川橋勇太(マイシン)[SBC10位]

■女子出場選手
岡村恭香(橋本総業ホールディングス)[JTA10位]
小堀桃子(橋本総業ホールディングス)[JTA13位]
瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)[JTA15位]
桑田寛子(島津製作所)[JTA17位]
相川真侑花(テニスユナイテッド)[JTA21位]
鮎川真奈(エームサービス)[JTA27位]
光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)[JTA28位]
大前綾希子(島津製作所)[JTA32位]
清水綾乃(Club MASA)[WC]
加藤未唯(ザイマックス)[WC]
今西美晴(EMシステムズ)[SBC1位]
倉持美穂(マサスポーツシステム)[SBC1位]
荒川晴菜(アオヤマスポーツ)[SBC3位]
伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)[SBC5位]
山口芽生(フリー)[SBC7位]
澤柳璃子(安藤証券)[SBC8位]
※JTAランキングは11/1付

構成●スマッシュ編集部

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