専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

日本勢6人が挑むウインブルドン! 西岡良仁は「勝つチャンスは結構大きい」、日比野菜緒は「積極的にネットを取りたい」と抱負<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.07.03

予選決勝で敗れた日比野は、ラッキールーザーで本戦入り。「コートに立てることに感謝」しながら積極的にネットに出たいと抱負を述べた。プレー写真:(C)Getty Images

予選決勝で敗れた日比野は、ラッキールーザーで本戦入り。「コートに立てることに感謝」しながら積極的にネットに出たいと抱負を述べた。プレー写真:(C)Getty Images

Q:グランドスラム2大会連続でベスト16に入り大会2週目まで残るのが当たり前のようになっていますが、グランドスラムの戦い方は変わってきましたか?

西岡:全仏で経験したように、いかに長く試合をしないかというところが大事です。芝は、試合のクオリティーとしてはクレーほど難しいような展開ではなくて、結構シンプルなパターンだと思います。

 なるべく3セットで終わらせられるのであればそれがベストで、上に行くにつれて身体のコンディショニングをどれだけ整えるかが大事だということは、2大会連続で(ベスト16に)入ってみて感じるところでもあります。今のところ足は大丈夫そうなのであまり気にせず、勝ち切るところはしっかりと勝ち切って集中していきたいと思います。

Q:今大会の意気込みを教えてください。

西岡:まずはケガを悪化させないことが一番大事です。今のところは大丈夫だと思うので、できる限り頑張りたいです。ポイントをしっかり稼いで次のアメリカシーズンを迎えていきたいと思っています。
 
〈日比野菜緒インタビュー〉
Q:全仏オープンに続き、2大会連続でラッキールーザーでの本戦出場となりました。今の気持ちをお聞かせください。

日比野:2年ぶりのウインブルドン出場ですが、みんなが他のグランドスラムとは違って特別感を感じているような気がして気持ち良いですね。

Q:芝での調整具合はいかがですか? 

日比野:芝は一番苦手なサーフェスではありますが、今取り組んでいるネットプレーがうまく出せているので、その点は少しプレーしやすくはなっています。

Q:芝なのでより攻撃的なプレーを心掛けますか?

日比野:気持ちはそうしたいです。芝ではイレギュラーや刺さってくるボールがあったりしてなかなか思うようなプレーができないのですが、チャンスがあれば積極的にネットを取りたいです。

Q:1回戦の相手は、ベテランのA・コルネ(フランス/74位)です。どんな印象を持って、どんな戦いになりそうですか?

日比野:芝にすごくフィットしている選手というよりかは、しっかりスピンをかけて重いボールを打つ印象なので、その点は少しやりやすいとは思います。ただ、簡単にポイントをくれなかったり、試合を諦めたりするような選手ではないので、すごくタフな試合にはなると思います。とにかくいいプレーができたらいいなと思っています。

Q:今大会の目標を含めた意気込みを教えてください。

日比野:苦手なサーフェスとはいえども、ウインブルドンは本当に特別な大会だと思っていて、コートに立てることに感謝しながら、ネットプレーを積極的に出して、皆さんに楽しんでもらえるようなプレーをしたいです。

インタビュー提供●WOWOW

【PHOTO】西岡良仁ら、全仏オープン2023で奮闘する男子選手たちの厳選写真!

【PHOTO】日比野菜緒のフォアハンドの強打、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号