ナショナルジュニアチームにいれば、情報も入手しやすくなりますし、遠征に行くチャンスも膨らむのです。12歳以下から全国大会で優勝していた奈良くるみ選手は、初めて海外遠征に行ったのは12歳以下のエディハーとオレンジボウルで、「私の時には、ジュニアの遠征は全部、協会の遠征でしか行ったことがありません」。その流れに乗ってプロになったというわけです。
しかし、12歳ぐらいの時期は、『勝負にこだわらず、ここで勝てなくても、将来勝てるようなテニスを身に付けよう」と言われるのもよく聞きます。この兼ね合いはどのように付ければいいのでしょうか?
増田氏によれば、「絶対勝っておきたいものは、勝ちに徹するべきです。自分の将来を左右する全国タイトルものなどですね。普段の小さい大会まで勝ちにこだわって小さいテニスをする必要はありません。
その時、コーチたちは将来のことを考えて、ポテンシャルを感じられるダイナミックなテニスを身に付けるために、大会に出るというテーマを持ってやっていると思います。ただ、全国につながる予選が始まった時は、そんなことを言っている余裕はなくなります。将来のナショナルのルートに乗れるような大会はしっかりと勝つ。これが大事です」
早い年代から海外遠征を経験するようになった
ナショナルに選ばれることは当然大事ですが、時代は刻々と変わってきており、それだけでは十分でないかもしれません。今のジュニアたちはもっと早い段階から海外遠征を経験しています。
2017年の全国小学生の決勝を戦った虫賀姉妹、ベスト4の石井さやかさん、16年の全国小学生優勝の久保杏夏さんの4名は小学3年生の時に約1カ月間アメリカに遠征に行き、そこで刺激を受けて、それ以降は個人的に遠征に行くようになったと言っていました。
14歳以下のトップジュニアである池田涼子さんは富士薬品が女子テニスをサポートする、「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」に参加して遠征のサポートを受けています。これも親がどれだけ情報を収集でき、行動に移せるかということが影響してくるでしょう。
ITFジュニアの大会に出場できる13歳までに実力をつけておく。そのために親はできる限り情報収集を行なって、少しでも可能性を広げる。これがプロになるために、重要なことなのです。
取材・文●スマッシュ編集部
※スマッシュ2017年10月号から抜粋・再編集
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しかし、12歳ぐらいの時期は、『勝負にこだわらず、ここで勝てなくても、将来勝てるようなテニスを身に付けよう」と言われるのもよく聞きます。この兼ね合いはどのように付ければいいのでしょうか?
増田氏によれば、「絶対勝っておきたいものは、勝ちに徹するべきです。自分の将来を左右する全国タイトルものなどですね。普段の小さい大会まで勝ちにこだわって小さいテニスをする必要はありません。
その時、コーチたちは将来のことを考えて、ポテンシャルを感じられるダイナミックなテニスを身に付けるために、大会に出るというテーマを持ってやっていると思います。ただ、全国につながる予選が始まった時は、そんなことを言っている余裕はなくなります。将来のナショナルのルートに乗れるような大会はしっかりと勝つ。これが大事です」
早い年代から海外遠征を経験するようになった
ナショナルに選ばれることは当然大事ですが、時代は刻々と変わってきており、それだけでは十分でないかもしれません。今のジュニアたちはもっと早い段階から海外遠征を経験しています。
2017年の全国小学生の決勝を戦った虫賀姉妹、ベスト4の石井さやかさん、16年の全国小学生優勝の久保杏夏さんの4名は小学3年生の時に約1カ月間アメリカに遠征に行き、そこで刺激を受けて、それ以降は個人的に遠征に行くようになったと言っていました。
14歳以下のトップジュニアである池田涼子さんは富士薬品が女子テニスをサポートする、「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」に参加して遠征のサポートを受けています。これも親がどれだけ情報を収集でき、行動に移せるかということが影響してくるでしょう。
ITFジュニアの大会に出場できる13歳までに実力をつけておく。そのために親はできる限り情報収集を行なって、少しでも可能性を広げる。これがプロになるために、重要なことなのです。
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※スマッシュ2017年10月号から抜粋・再編集
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