調子の良しあしよりも、相手との勝負という点を考えることを勧めるのは吉備雄也。「テニスは相手との勝負なので、昨日使えた作戦が今日は使えないというのは日常茶飯事です。相手によって調子も変わってくるので、自分の得意なプレーは軸として残しながら、対応していく方がいいです」と、イメージしやすい具体的な例を挙げて説明してくれた。
「例えば僕が、添田豪選手と試合をした場合は、お互いフラット系なので、バンバン打って展開する、というプレーになり、その日はきっと調子がいいです。翌日にムーンボールを使ってくるダニエル太郎選手と試合になったら、豪君の時と同じタイミングでプレーしようとしてもうまくいきません。スピードを押さえて、緩急を使うなど、少し変える必要が出てきます。調子の良し悪しよりも、毎回全部同じプレーをしようと思わずに、相手に合せて考えるといいと思います」
今日は調子が悪いと考えるのではなく、その時に自分ができることを考える。それが自分の実力なのだ。
構成●スマッシュ編集部、取材協力●HEAT JAPAN
※スマッシュ2017年3月号から抜粋・再編集
【HEAT JAPAN PHOTO】国内トッププロによる白熱の団体戦!AKBやアガシも登場!?
「例えば僕が、添田豪選手と試合をした場合は、お互いフラット系なので、バンバン打って展開する、というプレーになり、その日はきっと調子がいいです。翌日にムーンボールを使ってくるダニエル太郎選手と試合になったら、豪君の時と同じタイミングでプレーしようとしてもうまくいきません。スピードを押さえて、緩急を使うなど、少し変える必要が出てきます。調子の良し悪しよりも、毎回全部同じプレーをしようと思わずに、相手に合せて考えるといいと思います」
今日は調子が悪いと考えるのではなく、その時に自分ができることを考える。それが自分の実力なのだ。
構成●スマッシュ編集部、取材協力●HEAT JAPAN
※スマッシュ2017年3月号から抜粋・再編集
【HEAT JAPAN PHOTO】国内トッププロによる白熱の団体戦!AKBやアガシも登場!?